北海道松前町の岩のりを使った名物「海苔だんだん」を食べてみたいけど、岩のりの旬はいつなのかしら?
北海道の南西部に位置し、津軽海峡に面した松前町は、海産物を使ったグルメが絶品です。特に有名なのはマグロやヤリイカ、岩のりですが、高級岩のりを使った海苔弁当「海苔だんだん」が地元の名物グルメとして人気。
でも、せっかくなら岩のりの旬の時期に「海苔だんだん」を食べてみたいですよね。
松前の岩のりは、年間生産量が少ないため地元でしか流通しないレアもの!色の黒さや風味の良さ。香りの強さが特徴です!
このページでは、松前町の名物グルメ「海苔だんだん」で使われる岩のりの旬や、「海苔だんだん」を美味しく食べられる時期を紹介します!
松前町の名物グルメ「海苔だんだん」とは?
「海苔だんだん」は、どんな食べ物・グルメなのかしら?
海苔+ご版の下にも海苔+ご版があり、海苔とご飯が段々になっていることから「海苔だんだん」と言われているようです!
海苔とご飯が段々に
松前町で手摘みされた天然の岩のりを、ひとつひとつ丁寧に伸ばして天日干し。
その岩のりと、醤油で味付けされたご飯を交互に重ね合わせたのが「海苔だんだん」です。
見た目は普通の海苔弁当ですが、端を進めるとご飯の下にまた海苔とご飯が段々に重なっています。普通の海苔とは違い、松前の海苔はシャキシャキ感と海苔の風味を強く感じることができる一品です。
松前の岩のりはなぜ名物?
松前町は津軽海峡に面しており、南からの対馬海流(暖流)と北からの千島海流(寒流)がぶつかるところ。それゆえとても栄養分が豊富な地域です。
また、海峡であるため潮の流れが速く、厳しい自然環境。そのため、厚みがあって風味の良い海苔が育つようです。
松前町の岩のりの旬の時期は?
松前町の岩のりが採れる時期はいつなのかしら?
松前町の岩のりが採れる時期は、1月~4月の寒い時期です。
岩のりの採れる時期
松前町で岩のりが採れる時期は、主に1月~4月の冬から初春がメインとなります。
特に1月~2月の冬に採れる岩のりは「寒海苔」と呼ばれ、とても風味が良いことで知られています。
新岩のりの流通
海苔の採取後は、天日干しや焼き上げ等の工程を経て流通するため、新岩のりは3月頃から出回り始めます。そのため、3月から4月頃にかけてが岩のりを美味しく食べられる旬と言えそうですね。
4月は松前町で桜が開花する時期なので、花見と一緒に「海苔だんだん」を食べるのがいいかも!
「海苔だんだん」が食べられるレストランは?
海苔だんだんをどこで食べられるか知りたいんだけど…
1人でも気軽に入れる、おすすめレストランをご紹介します!
レストラン矢野
松前城のすぐ近くにあり、お花見のついでに寄ることができる「レストラン矢野」。温泉旅館矢野が併設されており、桜まつり期間中は宿泊客で賑わいます。
海苔だんだん+味噌汁+松前漬け+しそわかめ佃煮+漬物で1,500円となっており、地元産をたっぷり使った定食です。ランチタイムや夜ご飯の時間にも営業しているので、海苔だんだんを食べられるチャンスが多いかも。
レストラン矢野の概要
●住 所 | 〒049-1512 北海道松前郡松前町福山123番地 |
●アクセス | 松前城から徒歩5分(約250m) |
●駐車場 | あり(無料) |
●営業時間 | 11:00~20:30 ※ラストオーダー:20:00 ※10月~3月は14:00~17:00に中休みあり |
●定休日 | 木曜日(10月~3月)・12/31 |
●HP 問合せ | レストラン矢野 0139-49-2525(温泉旅館矢野 フロント) |
道の駅 北前船松前(うみかぜ食堂)
「道の駅 北前船松前」内に併設されたレストラン「うみかぜ食堂」でも、「松前岩のりだんだん」としてメニューがあり、海苔だんだんを食べることができます。
海苔だんだん+味噌汁+自家製おかず一品で1,500円ですが、食べる価値は十分にあります。ただ、ランチタイムしか営業していないので注意が必要。
うみかぜ食堂の概要
●住 所 | 〒049-1506 北海道松前郡松前町字唐津376番地 (道の駅北前船松前 内) |
●アクセス | 松前城から徒歩10分(約650m) |
●駐車場 | あり(無料・普通車77台) |
●営業時間 | 11:00~15:00(GW期間中は延長営業あり) ※ラストオーダー:14:30 |
●定休日 | 年末年始(12/31~1/2) |
●HP 問合せ | うみかぜ食堂 0139-46-2211(道の駅北前船松前) |
海苔だんだんをテイクアウトできる弁当はある?
海苔だんだんをテイクアウトしたいんだけど…、弁当はあるのかしら?
松前町内では、「レストラン矢野」で海苔だんだん弁当をテイクアウトできます!
松前町内では、「レストラン矢野」で海苔だんだん弁当を販売しています。
海苔だんだん+松前漬け+しそわかめ佃煮+漬物で1,500円で、レストラン内で食べる場合と同額ですが、味噌汁はついていません。
「桜を見ながら食べたい」「レストランで食べる時間がない」といった方におすすめ。
松前町のおすすめホテル
遠方から来るからホテルをとりたいんだけど、近くにないかしら?
矢野旅館
(コメント)ホテルの概要、特徴(部屋、温泉、食事等)を記載
(ホテル名を記載)
(コメント)ホテルの概要、特徴(部屋、温泉、食事等)を記載
海苔だんだんに関連する質問
他にもわからないことが多くて、聞きたいことがあるんだけど…
海苔だんだんに関するQ&Aをまとめました。ここで海苔だんだんの疑問を解決!
のりだんだんとは何ですか?
のりだんだんとは、ご飯の上の海苔をのせた海苔弁当のさらに上に、ご飯と海苔を重ねて段々にしたものです。
のせた理由はいろいろありますが、「そのほうがおいしいから」という理由が大半。
松前の海苔はいつ頃採れますか?
松前の海苔が採れるのは、1月から4月にかけてで、そのうち、1月から2月に採れる海苔は特に味が良いと言われ、「寒海苔」と呼ばれています。
岩海苔の旬はいつですか?
岩海苔は、12月~2月の寒い時期が岩海苔の採れる最盛期です。この時期に手摘みにより収穫されて、乾燥したのちに保存されます。
まとめ
このページでは、松前町の名物グルメ「海苔だんだん」で使われる岩のりの旬や、「海苔だんだん」を美味しく食べられる時期について紹介しました。
4月中旬から下旬にかけて。松前城周辺の桜が咲き、最も松前が賑わう時期。お花見を考えている方は、「海苔だんだん」も食べてみてはいかがでしょうか?
コメント