さくらの滝でサクラマスの遡上が見たいけど、場所がいまいちよくわからない…。行けばいつでも遡上を見ることができるのかな?
北海道の清里町にある「さくらの滝」。この滝は、サクラマスの遡上が見られる滝として有名です。滝に向かってジャンプするサクラマスを容易に見られることもあって、わざわざ本州から写真を撮りに来る方もいます。
ただし、いつでもサクラマスのジャンプが見られるわけではなく、産卵前の6月上旬~8月下旬の間でしか見ることができない貴重な光景。遡上のピークは8月上旬~中旬で、1分間に数十匹のジャンプが見られるとか。
さくらの滝へのアクセスは比較的容易ですが、わかりにくい場所にあるためこのページでじっくり解説します!また、遡上を確実に見るためのおすすめの時間帯も公開!
さくらの滝への行き方・アクセス方法
さくらの滝は北海道東部の清里町南部にあります。高さは3mほどとそれほど落差はありませんが、川幅10m以上あり、融雪期は水量が多いため迫力のある滝です。
すぐ近くを釧網本線が走っており、最寄り駅の緑駅からの直線距離はそれほどありません。ただ、ぐるっと迂回する道路しかないため、徒歩だと1時間くらいかかる模様。やはり車やバイクの方が無難です。
道道1115線沿いを走っていると小さい案内看板があるので、見落とさないようにしましょう。道道から中に入ると、丁寧なほど案内看板があるので迷うことはありません。
最後には「ここです」の案内看板。ここから先は未舗装ですが、すぐに駐車場に着きます。
周辺には摩周湖や屈斜路湖、神の子池などがあり、多くの観光資源に囲まれているため、一緒に見て回ることをオススメしますよ。
さくらの滝の駐車場・トイレの様子は?
駐車場は未舗装ですが、比較的広く30台ほど止められるスペースが広がっています。料金もかからないので、長時間の撮影も問題ありません。
夏の繁忙期になると、駐車場入り口付近に仮設トイレが設置されます。しかし、それ以外の期間は設置されていませんのであらかじめトイレを済ませておくことをオススメします。
サクラマスが遡上する時間帯・時期・季節は?
サクラマスはもともと冷水域で生息しているため、涼しい時間帯の方が活発に動きます。気温が高いときは、日陰の部分でじっとしていることが多く、あまり動きません。狙いどころとしては朝か夕方になりますが、その日の気温によって時間は前後しますので余裕をもって到着しておいた方が良いでしょう。
遡上の瞬間を見たいならば日中を避け、朝9時頃か夕方17時頃がオススメの時間帯ですね!
一般的に、サクラマスの産卵時期は8月下旬~10月上旬と言われています。サクラマスはサケと同様、生まれた川に戻ってきて産卵するする習性があるため、産卵期前になると川の遡上が始まります。早ければ6月中旬頃から遡上するサクラマスがちらほら…。そして7月、8月と夏にピークを迎えます。
産卵直前の8月上旬~8月中旬が遡上のピークとなるため、遡上する姿を見られる可能性UP!ただし、暑い日中ではなく、朝か夕方を狙って行きましょう!
さくらの滝周辺のおすすめ観光スポット
さくらの滝周辺は自然にあふれているため、たくさんの魅力的な観光スポットあり!その一部をご紹介します。
裏摩周展望台
摩周湖の第一展望台、第三展望台よりも知名度が低いですが、霧がかかりにくいことで評判の裏摩周展望台。
最近展望スペースが整備され、じっくりと摩周湖を満喫できるようになりました!
天に続く道
その名の通りまっすぐな道が天まで伸びているかのように見える、いかにも北海道らしいスポット。
観光客が多く訪問していることをうけて、駐車場や看板も整備されています。夕暮れ時の景色は息をのむほどの絶景。
まとめ
このページでは、サクラマスの遡上で有名な「さくらの滝」をご紹介しました。
時期と時間帯さえ間違えなければ、比較的容易にサクラマスのジャンプを見ることができる「さくらの滝」。早ければ6月中旬から飛び始めるので、このタイミングで道東に訪れる方はぜひサクラマスの雄姿を見届けてください!
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