白糠厳島神社例大祭2025|海中神輿&大パレード・アクセス・見どころ完全ガイド

白糠町

北海道白糠町の夏を彩る恒例行事といえば、「白糠厳島神社例大祭」。
2025年も、迫力満点の「海中神輿」や「神輿大パレード」が見どころとなり、多くの来場者で賑わうことが予想されます。

とはいえ、初めて訪れる方や観光で立ち寄る方にとっては、不安や疑問も多いのではないでしょうか?

  • 2025年の開催日程や、神輿大パレードの時間はどうなっているの?
  • 海中神輿ってどこで見られる?駐車場やアクセス方法も知りたい!
  • 混雑や交通規制が心配…子連れでも安心して楽しめる?

この記事では、「白糠厳島神社例大祭2025」の開催スケジュール、神輿やイベントの見どころ、アクセス・駐車場・交通規制などをわかりやすくご紹介します。
初参加でも安心できる準備チェックや、地元グルメ、SNS映えスポットもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

白糠厳島神社例大祭とは?開催概要・歴史・見どころガイド

白糠厳島神社例大祭2025|海中神輿&大パレード・アクセス・見どころ完全ガイド

白糠の夏を象徴する伝統行事「白糠厳島神社例大祭」。
地域に深く根ざしたこのお祭りは、毎年多くの地元民や観光客でにぎわい、特に海へ神輿を担ぎ入れる「海中神輿」は白糠ならではの迫力ある光景として知られています。

この記事では、2025年の開催日程や注目イベントの見どころに加え、祭りの歴史や由来までを総合的に解説。
はじめて訪れる方でも楽しめるよう、実用情報と地域文化の魅力をぎゅっと詰め込んでご紹介します。

2025年の開催日程・イベントスケジュール

白糠厳島神社例大祭2025は、7月25日(金)から27日(日)までの3日間開催されます。
それぞれの日に異なる神事やイベントが組まれており、日を追うごとに盛り上がりが増していくのが特徴。

以下は、開催日程と各日のスケジュールの概要です。

項目詳細
イベント名白糠厳島神社例大祭
開催日2025年7月25日(金)~27日(日)
開催時間7月25日(金)|18:00~19:00
7月26日(土)|8:00~16:00頃
7月27日(日)|8:00~17:00頃
会場白糠厳島神社(祭事)
白糠町内各所(神輿巡行エリア)
白糠漁港東側海岸(海中神輿)
主催白糠厳島神社

イベントスケジュール(参考:2024年例大祭)

月日時間内容場所
7月25日(金)18:00~宵宮祭白糠厳島神社
7月26日(土)8:00~例祭白糠厳島神社
9:00~発輿祭白糠厳島神社
7月27日(日)8:00~御旅所発輿祭御旅所
12:00~神輿大パレード南通り商店街
13:00~アトラクション(白糠駅前)白糠駅前
15:00~海中神輿白糠漁港東側海岸
16:00~還御祭白糠厳島神社

海中神輿などの見どころ紹介

白糠厳島神社例大祭最大の見どころは、なんといっても「海中神輿(かいちゅうみこし)」です。
白糠漁港東側の海岸で、神輿を担いだ男たちがそのまま海へと突入する迫力満点の神事は、他ではなかなか見られない光景です。

神輿が荒波を切って進む様子は圧巻で、神聖さと勇壮さが融合したこの瞬間は、まさに祭りのクライマックス。
観客からは大きな声援が飛び交い、地域の熱気と団結力が感じられます。

そのほかにも、以下のような見どころがあります。

  • 神輿大パレード(27日 12:00〜)
    南通り商店街や駅前を練り歩く神輿行列。装飾された神輿や法被姿の担ぎ手の勇姿が楽しめます。
  • 奉納演芸・駅前アトラクション(27日 13:00~)
    白糠駒踊りや太鼓など、地域密着型の催しが楽しめます。

白糠厳島神社例大祭の歴史と由来

白糠厳島神社は文化年間(1804–1818年)に安芸の厳島神社から分霊を勧請したものです。祭神の市杵島姫命(宗像三女神の一柱)は、漁業・海上安全・五穀豊穣の守り神として、白糠の人々に信仰されてきました。

例大祭はその神社における最も重要な祭礼であり、地域全体が一体となって神様を迎え、感謝と祈りを捧げる特別な行事です。

特に「海中神輿」は、白糠ならではの自然と信仰の融合を象徴する行事として定着。
この神事は、単なるイベントではなく、地域の絆と歴史の証そのものといえるでしょう。

見逃せない!海中神輿と神輿大パレードの迫力体験

白糠厳島神社例大祭2025|海中神輿&大パレード・アクセス・見どころ完全ガイド

白糠厳島神社例大祭のクライマックスともいえるのが、「海中神輿」と「神輿大パレード」。
特に海中神輿は、神輿が実際に海へと突入する全国でも珍しい神事で、毎年多くの観客がカメラを構える大迫力のシーンです。

神輿大パレードもまた、町をあげての一大行列。法被を着た担ぎ手たちの掛け声と、商店街を練り歩く熱気が祭りを最高潮に盛り上げます。

このセクションでは、そんな二大見どころの見方・撮り方・参加方法を詳しくご紹介します。

海中神輿とは?見どころ・時間帯・撮影のコツ

「海中神輿(かいちゅうみこし)」とは、神輿を担いだ男たちがそのまま海へと入る白糠独自の神事です。
2025年は7月27日(日)15:00〜 白糠漁港東側海岸での実施が予定されています。

神輿が波しぶきを上げながら太平洋の中へ進む姿は、神聖さと躍動感に満ち、観客からは大きな拍手と歓声が上がります。
まさに、白糠の自然と信仰が融合した名物イベントです。

●撮影のコツ:

  • 開始の10〜20分前には海中神輿の正面に立てるポジションを確保
  • 高速シャッターが切れるスマホやカメラ推奨
  • 防水対策・水しぶき対策は必須(特に最前列)

おすすめ撮影スポット:

  • 白糠漁港東側の堤防側(少し高台になっていて全体を見渡せます)
  • 海中への突入ルート正面(迫力重視)

神輿大パレードのルートガイド

神輿大パレードは、7月26日・27日(日)の2日間にわたって行われます。

最もパレードが盛り上がるのは、7月27日12:00頃の南通り商店街〜白糠駅前。地域ごとに出発する神輿が町を巡り、最終的に白糠漁港へ向かって集結していきます。

●主なルート(※2024年実績参考):

  • 7月26日(土):厳島神社→白糠漁港→白糠中学校→町役場→南通り商店街→白糠駅前→御旅所
  • 7月27日(日):御旅所→新栄公園→東山調剤薬局→南通り商店街→白糠漁港東側海岸→厳島神社

子ども神輿・地域行事で盛り上がる町全体の参加型イベント

白糠厳島神社例大祭では、大人の神輿だけでなく「子ども神輿」も毎年実施されています。
町内の子どもたちが小さな神輿を担いで元気に練り歩く姿は、観客の心を和ませる光景です。

  • 子ども神輿はパレードの先頭で登場し、担ぎ手は毎年一般募集(小学4年〜中学生が中心)
  • 祭りを通じて地域の伝統を子どもたちが学び、体験できる貴重な機会となっています

アクセス・駐車場・交通規制|混雑回避&移動ガイド

白糠厳島神社例大祭2025|海中神輿&大パレード・アクセス・見どころ完全ガイド

白糠厳島神社例大祭は、町の中心部と漁港周辺で開催されるため、アクセス方法や交通規制を事前にチェックしておくことが重要です。
このセクションでは、車・電車・バス・徒歩などの移動手段や駐車場情報、混雑を避けるコツをご紹介します。

会場への行き方|車・電車・徒歩でのアクセス

白糠厳島神社

会場白糠厳島神社
所在地〒088-0300 北海道白糠郡白糠町岬1丁目1-5
駐車場なし

白糠漁港東側海岸(海中神輿会場)

会場白糠漁港東側海岸
所在地〒088-0304 北海道白糠郡白糠町岬2丁目
駐車場あり(白糠漁港駐車場)

アクセス方法

●車でのアクセス:

  • 釧路市中心部から国道38号線で約40分
  • 帯広方面からは約2時間半(道東自動車道利用)
  • 高速道路は「白糠IC」が最寄(ICから約5分)

●電車でのアクセス:

  • JR根室本線「白糠駅」下車、徒歩約7分
  • 札幌・帯広・釧路方面からの特急列車を利用可

●徒歩移動:

  • 白糠駅から神社までは歩いて7〜10分程度
  • 神輿パレードは駅前・商店街を通るため徒歩観覧にも便利

駐車場の場所・交通規制・混雑を避ける裏技まとめ

●駐車場(例年実績):

  • 白糠町社会福祉センター駐車場
  • 白糠町役場駐車場
  • 白糠漁港駐車場

※白糠駅前駐車場は道路占用準備のため使用不可

●交通規制のポイント:

  • 7月26日(土)~27日(日)のパレード当日は一部通行止めあり(白糠駅前付近)
  • 車両は通行できない時間帯があるため、午前中早めの到着がおすすめ

●混雑を避ける裏技:

  • 地元民の多くは10:30以前に会場入り
  • 徒歩圏内のコンビニや飲食店は昼前に混み始めるため、買い物は午前中に済ませておくと安心
  • 神輿や海中神輿の観覧スポットは13:30までに確保するのがベスト

JR・バス・シャトルバス情報|公共交通でのスムーズな来場方法

●JRでのアクセス:

  • 釧路駅から白糠駅まで約30分
  • 札幌方面からは「特急おおぞら」利用で約3時間40分(乗り換え1回)

●路線バス(阿寒バス):

  • 釧路駅前バスターミナル → 白糠市街地(所要:約50分)

●シャトルバス:

  • 例年シャトルバスの運行はなし

●公共交通利用のメリット:

  • 渋滞や駐車場満車の心配がない
  • アルコールを楽しみたい方にも安心

初めてでも安心!持ち物・トイレ・安全対策Q&A

白糠厳島神社例大祭は、地元の人だけでなく観光客や初めて参加する方にも親しまれているお祭りです。とはいえ、「子ども連れでも大丈夫?」「会場のトイレは?」「暑さ対策は必要?」など、気になることも多いですよね。

このセクションでは、家族連れやご年配の方にも安心な過ごし方や、現地での便利な持ち物、安全に楽しむためのポイントをQ&A形式でわかりやすくご紹介します。

子ども連れ・高齢者でも楽しめる配慮と過ごし方

白糠厳島神社例大祭では、幅広い世代が安心して参加できる工夫が随所に見られます。

たとえば…

  • 子ども向けには「子ども神輿」や、商店街エリアでの縁日・くじ引き・わたあめ屋台などが人気
  • 高齢者向けには、観覧用に椅子を設置している屋台エリアや、交通規制区間近くに休憩スポットが確保されている場合もあります

また、神輿パレードや海中神輿の観覧エリアでも、比較的人混みが少ない「駅前からやや東側のエリア」を選ぶと安心です。
家族で訪れる際は、「歩きやすい靴」「暑さ対策」「こまめな休憩」を意識すれば、無理なく1日楽しめます。

会場付近のトイレと必携アイテムチェックリスト

トイレ情報:

  • 会場周辺では以下のトイレが利用可能
    • 白糠駅
    • 白糠町役場
    • 白糠町社会福祉センター

持ち物チェックリスト:

  • 帽子・タオル・日焼け止め
  • 飲み物(熱中症対策)
  • ウェットティッシュ・ティッシュペーパー
  • モバイルバッテリー・スマホ充電器
  • レジャーシート or 折りたたみ椅子(長時間観覧向け)
  • 子連れの場合:着替え・おやつ・名札など

雨天対応・熱中症対策など安全に楽しむために

Q. 雨が降っても開催されるの?
→ 基本的に小雨程度なら開催されます。神事やパレードも通常通り行われることが多いですが、荒天時は一部中止・時間変更になる可能性あり
当日朝は、白糠町公式サイトやSNSで最新情報をチェックしましょう。

Q. 熱中症対策はどうする?
→ 7月下旬は気温が高くなる日も多いため、こまめな水分補給が重要です。
帽子・タオル・首元冷却グッズなどもあると快適です。
高齢の方やお子さまは、無理をせず、こまめに日陰で休憩を。

白糠町のご当地グルメと観光スポット完全ガイド

白糠厳島神社例大祭を訪れるなら、祭りだけでなく白糠町の「食」と「観光」も一緒に楽しみたいもの。
北海道・道東ならではの新鮮な海の幸やブランド牛「しらぬか牛」、さらには温泉や絶景スポットなど、見どころが満載です。

このセクションでは、祭りと一緒に立ち寄りたいおすすめグルメ&観光スポットを地元目線でご紹介します。

しらぬか牛・海鮮グルメ情報まとめ

白糠町のグルメといえば、まず外せないのがブランド和牛「しらぬか牛」
赤身と脂のバランスが良く、ジューシーなのにあっさりとした口当たりが特徴で、地元民はもちろん観光客にも大人気です。

そしてもう一つの主役が、新鮮な海の幸。白糠は太平洋に面した漁業の町としても知られ、毛ガニ・柳だこ・時鮭(ときしらず)・ホッキなど、豊かな海産物が年間を通して水揚げされています。

まさに、「山の恵み(しらぬか牛)」と「海の恵み(鮮魚)」の両方が楽しめるのが白糠グルメの魅力。祭りとあわせて、白糠の味をとことん堪能してみてください。

厳島神社周辺の観光名所・道の駅おすすめ情報

白糠町は祭りだけでなく、自然やグルメなど観光資源も豊富です。
神社や祭り会場からもアクセスしやすい観光スポットをいくつかご紹介します。

■ 道の駅しらぬか恋問(こいとい)

  • 2025年4月29日に移転リニューアルし、フードコートが充実
  • 国道38号沿いにあり、海を一望できる絶景スポット
  • 恋人の聖地モニュメントも話題

■ 恋問海岸(こいといかいがん)

  • 太平洋を一望する静かな海岸
  • 日の出や夕暮れの時間帯が特に美しい
  • ドライブ・フォトスポットにおすすめ

■ 白糠酪恵舎(しらぬからっけいしゃ)

  • 道東屈指の本格チーズ工房で、チーズ好きにはたまらない職人系工房
  • ミルクの旨味が凝縮された「リコッタ」「モッツァレラ」などが購入可能
  • ソフトクリームの販売もあり

驚きの森(おどろきのもり)

  • 白糠町の山あいに広がる、自然体験型の森と広場
  • 敷地内に売店もあり、地元の素材を使ったブルーベリージャムやメープルシロップを販売
  • 時期によってはブルーベリー狩りやラズベリー狩りを実施

まとめ|白糠厳島神社例大祭2025を120%楽しむコツ

白糠厳島神社例大祭2025は、伝統と迫力、そして地域の温かさが詰まった夏の一大イベントです。
クライマックスの海中神輿はもちろん、神輿パレードや奉納行事、子ども神輿、屋台グルメ、地元観光まで、1日だけでも見どころは満載。

はじめて訪れる方でも安心して楽しめるように、以下のポイントを押さえておきましょう。

白糠例大祭を楽しむ5つのコツ

  1. 見どころの時間帯をチェックして、事前にスケジュールを立てよう!
     特に海中神輿(7月27日15:00〜)は早めの場所取りがおすすめ。
  2. アクセス手段と交通規制を事前に確認!
     混雑を避けたい方は午前中の到着がベスト。
  3. 持ち物・暑さ対策・トイレの場所はしっかり把握!
     レジャーシートや帽子、水分補給アイテムを忘れずに。
  4. 地元グルメ&観光スポットも同時に楽しもう!
     しらぬか牛や海鮮、恋問海岸や驚きの森など、祭り+αの体験ができます。
  5. 地域の人とのふれあいもお祭りの醍醐味!
     担ぎ手の声に応援したり、屋台の人と会話するのも旅の思い出になります。

「参加してよかった」「また来たい」と思える体験がきっと待っている白糠の夏。
準備を整えて、120%楽しめるお祭り体験をぜひ味わってください!

筆者のつぶやき

keimei
keimei

2025年7月25日から27日にかけて、白糠町で「白糠厳島神社例大祭」が行われます。

このお祭りの見どころは、27日に行われる「海中神輿」!神輿渡御はどの地域でも行われていますが、海の中を神輿が渡るのは全国的にも珍しい光景で、とても見ごたえがありますよ。

この記事を書いた人

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定、2025年3月に北海道フードマイスター検定合格

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