釧路のお土産と言えば、港で水揚げされる海産物や水産加工品、定番のお菓子「ゆうひ」や「丹頂鶴の卵」などが挙げられますが、釧路地域独自に生産されているお酒もおすすめです。
特に「福司(ふくつかさ)」という日本酒は釧路を代表する地酒として知られており、北海道産の米と釧路の清らかな水を使用し、すっきりとした飲み口と豊かな風味が特徴です。また、福司ではお酒だけでなく「地酒ケーキ 福司」というスイーツも販売しており、こちらもおすすめ。
また、釧路周辺の町村では、地元で獲れた農産物を原料にしたワインや焼酎が盛んに生産されており、ここでしか買うことができないお酒として、お土産にもピッタリです。
この記事では、釧路のお土産にピッタリな地元民おすすめのお酒やワイン、焼酎を5つご紹介します。
釧路のお土産に!地元民おすすめのお酒・ワイン・焼酎4選

釧路のお土産におすすめのお酒は以下のとおりです。
①福司

「福司」は、釧路で唯一の酒蔵である福司酒造が製造している日本酒。その歴史は大正8年(1919年)に始まり、100年以上にわたって釧路の地で愛され続けています。「福を司る」という縁起の良い名前で、贈答品としても人気です。
特徴
●釧路湿原などの雄大な自然の中で磨かれた伏流水を使用
●北海道産の良質な米が原料
●冷涼な気候の中で低温熟成・貯蔵
代表的な銘柄
●福司 純米酒:北海道産米の吟風を使用
●福司 純米吟醸酒:北海道産きたしずくを使用しており、全国新酒鑑評会で幾度も金賞を受賞
●五色彩雲(ごしきのくも):福司酒造の若手が立ち上げたセカンドブランド
販売元
●福司酒造直売所
●釧路フィッシャーマンズワーフ MOO など
②赤いシャッポワイン(釧路市阿寒)

赤いシャッポワインは、地元の農協であるJA阿寒が生産しており、ワインを通じて地域活性化への貢献を目指しています。
特徴
●北海道池田町で開発された希少品種「山幸」を阿寒町内で生産して使用
●花のような芳醇の香りや旨味があり、ほどよい酸味によりフレッシュな風味が引き立つ
●ステンレス樽熟成・オーク樽熟成の2種類があり、異なる味わいを楽しめる
販売元
●JA阿寒購買店舗
●道の駅阿寒丹頂の里
③摩周そば焼酎「傍」・じゃがいも紅丸焼酎「紅の詩」(弟子屈町)

「傍」と「紅の詩」は、地元農協のJA摩周湖が製造しており、それぞれ弟子屈町内で生産された原料を使って作られています。
摩周そば焼酎「傍」の特徴
●平成18年から収穫開始された地元産の新品種のそば「キタノマシュウ」が原料
●香ばしいそばの風味と、すっきりとした飲み口が特徴
じゃがいも紅丸焼酎「紅の詩」の特徴
●市場にあまり出回らないと言われる、でんぷん質の多いじゃがいも「紅丸」を使用
●じゃがいも由来の優しい甘みと、まろやかな口当たりが特徴
販売元(※弟子屈町限定販売)
●Aコープてしかが店
●道の駅摩周温泉
④Brasserie Knot(鶴居村)

廃校になった小学校の体育館を改装して作られたブルワリーで、2022年に設立された新しい施設。「自然と調和する」をコンセプトに、クラフトビールを通じて様々な文化との「結び目」を生み出すことを目指しています。
特徴
●醸造所に直売所が併設されており、ビールの試飲や商品を購入できる
●ペールエール、IPA、ダブルIPAなど、様々なスタイルのビールを醸造
●コリアンダーシード、オレンジピール、柚子、麻の実、山椒、牡蠣殻など、様々な副原料を使用して個性的な風味を出している
代表的なクラフトビール
●FLOWER (ベルジャンウィット):フルーティーな香りと柔らかな口当たり
●BIRD(ペールエール):ホップのフルーティーなアロマと軽やかなボディが特徴
●DOTO(BELGIAN IPA):道東エリアとふるさと納税での限定のビール
販売元
●Brasserie Knot直売所
●つるぼーの家
●釧路空港お土産店 など
他にもお酒が豊富!2025年3月更新の釧路地域のお酒マップ

釧路総合振興局では、釧路のお酒のPRをするために「くしろお酒マップ」を作成しています。そのマップが2025年3月に更新され、新たに3つのお酒・会社が加わりました。
釧路地域のお酒一覧
商品名 or 会社名 | 概要 |
---|---|
福司 (釧路市) | 大正8年創業の釧路唯一の酒蔵で製造された日本酒 |
釧路ブルワリー (釧路市音別) | 釧路市音別産キクイモを使用したクラフトビール |
赤いシャッポワイン (釧路市阿寒) | 釧路市阿寒産の山ぶどう(山幸)を原料に用いたワイン |
クロンヌルージュ (鶴居村) | 鶴居村産の「山幸」(山ブドウと醸造ブドウの掛け合わせ品種)を使用したワイン |
Brasserie Knot (鶴居村) | 廃校を改装した醸造所でオリジナルのクラフトビールを製造・直売所も併設 |
鍛高譚(たんたかたん) (白糠町) | 白糠町産の赤シソを使用した爽やかな香りの焼酎 |
ミルクビール (標茶町) | 酪農が盛んな標茶町産の脱脂粉乳を加えたミルキーな味わいのビール |
弟子屈ワイナリー (弟子屈町) | 温泉熱を利用した醸造方法など独自のアプローチによって生み出されたワインを製造 |
屈斜路カルデラワイナリー (弟子屈町) | 令和6年8月に開業したワイナリーで、弟子屈町産ブドウを100%使用したワインを製造 |
摩周そば焼酎 じゃがいも紅丸焼酎 (弟子屈町) | 弟子屈町の農産品であるソバとジャガイモを使用した焼酎 |
ユイトリエール (厚岸町) | 令和7年1月にオープンしたクラフトビール醸造所で、厚岸町特産の牡蠣の殻を使用したクラフトビールなどを製造 |
堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所 (厚岸町) | スコットランドの伝統的な製法で、道産の麦や米などを使用したウイスキーを製造 |
筆者のつぶやき

釧路のお酒は、100年以上続く老舗の福司酒造が有名ですが、近年新たにワイナリーやブルワリーが誕生し、新たなお酒が開発されています。また、地元の農産物を使って醸造された「赤いシャッポワイン」や「摩周そば焼酎 傍」など、地域の魅力発信に貢献しているものあります。

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定合格。
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