2025年4月2日、釧路市内の一部のスーパーで備蓄米が含まれたお米が店頭に並び始めました。価格は、複数の品種を混ぜていない「単一米」の最も安い商品より200円程度安い値段で販売されています。
備蓄米をブレンドした米袋の裏側に記載されている、食品表示の原材料には「複数原料米」と書かれており、ブレンドされた米であることがわかるようになっています。
2023年の米の収穫量が減少し、価格が高騰したことを受けて政府が決定した「備蓄米の放出」。農林水産省は、21万トンの備蓄米を放出することとしています。
北海道内では3月下旬から備蓄米の受け入れが始まっており、4月上旬から店頭に並ぶのではないかと言われていましたので、想定通りの結果となりました。
備蓄米の放出はいつから?価格はどれくらい下がる?

備蓄米の放出は、北海道内の一部のスーパーで4月2日から始まりました。釧路市内のスーパーでも同日から店頭に並び始めています。
備蓄米と他の米とのブレンド米として販売されたため、大きく価格が下がることはなく、200円ほど安くなった程度でした。備蓄米単体での販売の情報はこれまでのところありません。
●商品名:ブレンド米(備蓄米含む)
●販売開始日:2025年4月2日(水)~
●販売箇所:北海道内の大手スーパー
●備蓄米放出量:21万トン(全国)
●価格:3500円程度(釧路市内のスーパー)
●備考:
・備蓄米と他の米とのブレンド米として販売
・備蓄米を含むブレンド米は単一米より200円程度安価
・備蓄米を単一米としての放出する情報はない
備蓄米は5年前の米って本当?保管場所は?

備蓄米は、政府が自然災害や緊急時に、迅速に供給できるようにするために保管している米です。
今回は米の高騰に伴い供給されることになりましたが、一体いつ生産された米なのか、どのような場所で保管されていたのか気になるところです。
備蓄米の賞味期限
備蓄米の賞味期限は、一般的に製造日から約5年程度と言われています。
一般的なお米は精米してから1〜2ヶ月程度がおいしく食べられる目安ですが、備蓄米は温度や湿度が管理された低温倉庫に保管することにより長期保存が可能となっていることから、5年という長い賞味期限となっています。
また、政府は毎年新しい米を買い入れており、期限を過ぎた米は飼料用として転用されています。今回放出された備蓄米が何年前のものかは公表されていませんが、賞味期限内のものが提供されていると推測されます。
備蓄米の保管場所
備蓄米は、品質を維持するために温度(15℃以下が理想)や湿度(70%以下)を厳しく管理された低温倉庫で保管されます。
政府備蓄米の具体的な保管場所については、防犯や安全対策のために公表されていません。一般的には、備蓄米は以下のような場所で保管されているようです。
●全国の指定民間倉庫:政府が契約した米穀業者や倉庫業者の施設
●農協(JA)の倉庫:農協が管理する倉庫
●港湾倉庫・物流拠点:災害時の供給を考慮し、港など輸送に便利な場所
●政府管理の貯蔵施設:大規模備蓄のための政府所有の特定貯蔵施設
備蓄米の味は大丈夫?改善方法はある?

備蓄米の味は、保存方法や米の種類によって異なりますが、基本的には通常の米とほぼ同じと考えてよいでしょう。ただし、長期にわたって保存された米は、多少の風味の変化が感じられることがあります。
そのため備蓄米の味の特徴を知り、美味しく食べる方法を知っておけば、それほど心配する必要はありません。
備蓄米の味の特徴
●風味:一般的な白米とほぼ変わらないが、保存期間が長いとやや風味が落ちる
●におい:古米特有のにおいである糠(ぬか)のようなにおいや、油っぽいにおいがすることがある
●炊きあがり:長期保存により水分が減っていることがあるため、パサつくことがある
備蓄米を美味しく食べる改善方法
●米研ぎの工夫:米の表面にある酸化成分をしっかり洗い流すことで、においを軽減できる
●炊く前の工夫:炊く前に、水に浸す時間を少し長めにするとふっくらする
●調味料を加える:少量の酒やみりんを加えて炊くと、においが抑えられ甘みが増す
●白米以外の調理法:炊き込みご飯やチャーハンなど、においが気にならない味の濃い料理にアレンジ
筆者のつぶやき

2025年4月2日から、北海道内でも備蓄米が含まれたブレンド米が店頭に並び始めました。備蓄米は長期保存されているものを放出しているため、食べる時に少し工夫した方がよさそうですね!

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定合格。
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