
阿寒湖で砕氷船に乗れるらしいけど、いつからいつまで運航されるんだろう?
料金はいくらくらいなのかな?
雪解けが進む釧路市の阿寒湖では、阿寒湖砕氷帯観光遊覧が2025年4月21日から1週間程度運行されることになりました。2025年の阿寒湖旅行、何か特別な体験をお探しのあなたにピッタリのイベントです!
この観光遊覧は、春の陽気で細かく砕かれた湖面の氷をダイナミック進むクルーズで、まさに春にしか味わえない感動体験です。
「2025年はいつから乗れるの?」
「運航期間や料金は?予約は必要なの?」
「春先の阿寒湖での服装ってどんな感じ?」
など、いざ計画しようとすると気になることがたくさん出てきますよね。特に最新情報はまだ少なく、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご安心ください!この記事では、2025年の阿寒湖砕氷帯観光遊覧について、現時点でわかっている最新情報から、運航期間、料金、失敗しないための服装、そして周辺のおすすめスポットまで、あなたが知りたい情報を徹底的に解説します。
この記事を読めば、安心して旅行の計画を進められますよ。さあ、最高の阿寒湖クルーズ体験に向けて、準備を始めましょう!
3年ぶり運航!2025年の阿寒湖砕氷帯観光遊覧はいつから?

ここ数年は暖冬のため氷が早々に解けてしまい、運航されていませんでしたが、今年は3年ぶりの運航となりました。
阿寒湖砕氷帯観光遊覧で一番気になるのは「いつから乗れるの?」ということですよね。先日、運行期間や時刻表などが公開されましたので、こちらでご紹介します!
2025年の運航期間の概要
例年、阿寒湖砕氷帯観光遊覧は、湖の氷が解け始める4月中旬から4月下旬のうちの約1週間という、非常に短い期間限定で運行されています。
まさに、春の訪れを告げる特別なイベントです。
●イベント名:阿寒湖砕氷帯観光遊覧
●運航期間:2025年4月21日(月)~1週間程度
※氷がなくなり次第終了
●出発時間:1便9:00・2便10:00・3便11:00出発
●所要時間:15分程度
※チュウルイ島を経由しないため、マリモの観覧は不可
●出発場所:阿寒観光汽船 幸運の森桟橋
●所在地:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目5-8
●駐車場:あり(有料)
●乗船料:大人1,200円・子ども720円
●問合せ:0154-67-2511(阿寒観光汽船株式会社)
●URL:阿寒観光汽船株式会社
ここ数年は運航できていませんでしたが、例年4月20日~4月末頃まで運航されていました。今年の気温は、やや高めで推移するため、もしかすると早めに終了する可能性があります。阿寒観光汽船のホームページなどで現在の様子や運航情報などを確認しておきしましょう。
運航時刻表・所要時間
運航時刻表は以下のとおりとなっています。以前は午後便を含む4便まで運航されていましたが、今年は午前中の3便しかないのでご注意を。
また、通常の定期遊覧船と異なり、チュウルイ島を経由しないためマリモ展示観察センターに行くことはできません。
便名 | 出発時間 | 出発場所 |
---|---|---|
第1便 | 9:00 | 阿寒観光汽船 幸運の森桟橋 |
第2便 | 10:00 | 阿寒観光汽船 幸運の森桟橋 |
第3便 | 11:00 | 阿寒観光汽船 幸運の森桟橋 |
※所要時間は各便ともに約15分 |
料金はいくら?阿寒湖砕氷帯観光遊覧のチケット情報
阿寒湖砕氷帯観光遊覧の乗船料金は、通常の定期遊覧船よりも運航時間が短いため、より格安で乗ることができます。
乗船料金(大人・子供)と割引情報
特別な体験ができる砕氷帯観光遊覧、気になる料金はこちらです。
運航時間は短いものの、5月から運航開始される定期遊覧船の料金の半額程度の金額となっており、さらに砕氷帯の観光ができることからお得感があります。
なお、割引については特に実施されていない模様ですので、学割などが適用できるかどうかは、以下に示す公式サイトでご確認ください。
●イベント名:阿寒湖砕氷帯観光遊覧
●乗船料:大人1,200円・子ども720円
●割引情報:なし
●URL:阿寒観光汽船株式会社
チケット購入方法(当日/前売り)
チケットは、乗船日当日に乗り場窓口で購入するのが基本です。事前に購入できる前売り券やオンライン予約などは、現時点ではありません。
予約の必要性と混雑状況
前述の通り、砕氷帯観光遊覧の乗船は基本的に予約制ではありません。 当日、乗り場でのチケット購入となります。そのため、「予約で満席になる」という心配は少ないですが、乗りたい時間の便の定員が埋まってしまう可能性はあります。
特に土日は多くの観光客で賑わいますので、確実に希望の便に乗船したい場合は、時間に余裕を持って乗り場へ向かい、早めにチケットを購入するのが最も確実な方法です。
ココがすごい!阿寒湖砕氷帯観光遊覧の3つの魅力と見どころ

阿寒湖砕氷帯観光遊覧には、5月から運航される定期遊覧船と一味違った魅力があります。
迫力の砕氷クルーズ体験
なんといっても一番の魅力は、湖面にある細かく砕けた氷の中を進んでいく、大迫力の体験です!
砕けた氷がキラキラと輝きながら流れていく様子も、とても美しいですよ。
春の阿寒湖の絶景と特別航路
砕氷帯観光遊覧は、通常の遊覧船とは異なる 特別航路 を進みます。
冬の眠りから覚め、春の息吹が感じられる阿寒湖の景色を、湖上から独り占めできるんです。
遠くには雄大な雄阿寒岳(おあかんだけ)や雌阿寒岳(めあかんだけ)を望み、運が良ければオジロワシなどの野鳥に出会えることも。
澄んだ空気の中、開放的なデッキから眺めるパノラマビューは、忘れられない思い出になるはずです。
通常の遊覧船(観光船)との違いは?
「普通の阿寒湖遊覧船と何が違うの?」という疑問にお答えします。
- 目的と時期:
- 砕氷帯観光遊覧: 春先の氷を砕く体験がメイン。4月下旬~5月上旬限定。
- 通常の遊覧船: マリモ展示観察センターなどを巡る定期観光がメイン。5月~11月頃まで運航。
- 船と航路:
- 砕氷帯観光遊覧: 氷を割る力のある専用の船を使用。氷のあるエリアを巡る特別航路。
- 通常の遊覧船: 定期観光用の遊覧船を使用。マリモ展示観察センターなどに立ち寄る定期航路。
つまり、砕氷帯観光遊覧は、春の短い期間しか体験できない、特別なクルーズ なのです!
乗船場所はどこ?アクセス方法と駐車場情報

乗り場「阿寒観光汽船 本社」への行き方(地図付き)
阿寒湖 砕氷帯観光遊覧の乗り場は、阿寒湖温泉街にある 「阿寒観光汽船 幸運の森桟橋」 です。
通常の阿寒湖遊覧船と同じ乗り場になります。
【乗り場住所】
〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5−20
【地図】
阿寒湖温泉のメインストリートからも近く、比較的わかりやすい場所にあります。
車・公共交通機関でのアクセス
【車でのアクセス】
- 釧路市内から: 国道240号線経由で約1時間20分
- 釧路空港から: 道道664号線・国道240号線経由で約1時間
- 帯広市内から: 国道241号線経由で約2時間
- 女満別空港から: 国道240号線経由で約1時間10分
<駐車場>
阿寒湖温泉街には周辺に有料の駐車場があります。
ただし、GW期間中などは混雑して満車になる可能性もあるため、早めの到着を心がけましょう。周辺の有料駐車場も利用できます。
【公共交通機関でのアクセス】
- 釧路駅・釧路空港から: 阿寒バス「阿寒線」に乗車し、「阿寒湖温泉」バス停下車、徒歩約5分。
- 帯広駅から: 北海道拓殖バス「ノースライナー号(阿寒湖温泉経由)」に乗車し、「阿寒湖温泉」バス停下車、徒歩約5分。(※季節運行の場合あり)
- 北見駅から: 北海道北見バス「釧北号」に乗車し、「阿寒湖温泉」バス停下車、徒歩約5分。
バスの本数は限られているため、事前に時刻表を確認し、計画的に利用しましょう。
【服装・持ち物ガイド】春の阿寒湖クルーズを快適に楽しむ準備

4月~5月の気温と船上での必須防寒対策
春とはいえ、4月下旬から5月上旬の阿寒湖周辺は、まだまだ肌寒い日が続きます。
- 平均気温: 5℃~10℃前後
- 最低気温: 氷点下になることも
特に湖上は陸地よりも風が強く、体感温度はさらに低く感じられます。
「春だから大丈夫だろう」と油断せず、真冬並みのしっかりとした防寒対策 をしていくことが、クルーズを快適に楽しむための最大のポイントです!
おすすめ服装コーデ例&便利グッズリスト
【服装のポイント】
- アウター: 風を通しにくいダウンジャケットや、中綿入りのコートが必須。防水性もあると安心です。
- インナー: 保温性の高いインナー(ヒートテックなど)に、フリースやセーターを重ね着するのがおすすめ。着脱して体温調節できるようにしましょう。
- ボトムス: 暖かい素材のパンツ。風を通しやすいスカートは避けた方が無難です。下にタイツやレギンスを履くとさらに暖か。
- 足元: 厚手の靴下と、防水性のあるブーツやスニーカー。
【便利グッズリスト】
- □ 帽子: 耳まで覆えるニット帽などがおすすめ。風で飛ばされないように注意。
- □ 手袋: スマートフォン対応のものだと便利。
- □ マフラー・ネックウォーマー: 首元を温めると体感温度が上がります。
- □ カイロ: 貼るタイプ、貼らないタイプ両方あると便利。
- □ サングラス: 日差しが強い日や、水面の反射対策に。
- □ リップクリーム・ハンドクリーム: 乾燥対策に。
- □ カメラ・スマートフォン: 感動の瞬間を記録!予備バッテリーもあると安心。
- □ 酔い止め薬: 船酔いが心配な方は事前に服用しておきましょう。
- □ 温かい飲み物: 水筒に入れて持っていくと、船上で体が温まります。
準備を万全にして、寒さを気にせず絶景と迫力を満喫してくださいね!
知っておきたい注意点!運休の可能性と確認方法

運休条件(天候・結氷状況)
阿寒湖 砕氷帯観光遊覧は、自然相手のアクティビティです。
以下の理由により、やむを得ず運休となる場合があります。
- 強風・悪天候: 安全な航行が難しいと判断された場合。
- 結氷状況: 氷が解けすぎたり、逆に凍結が進みすぎたりして、船の航行に適さない場合。
特に運行開始直後や終了間際は、氷の状態が不安定になりやすい傾向があります。
最新の運航状況の確認先
「今日、船は動いているかな?」と心配な場合は、当日、乗船前に最新の運航状況を確認する ことを強くおすすめします。
- 阿寒観光汽船 公式サイト: トップページ等で運航情報が告知されることがあります。
- 阿寒観光汽船へ電話確認: 出かける前に直接電話で確認するのが最も確実です。)
せっかく行ったのに運休だった…とならないよう、事前の確認を忘れずに行いましょう。
砕氷帯観光遊覧と一緒に!阿寒湖周辺 おすすめ立ち寄りスポット3選

せっかく阿寒湖まで行くなら、砕氷帯観光遊覧だけでなく、周辺の魅力も満喫したいですよね!クルーズの前後に立ち寄れるおすすめスポットを3つご紹介します。
阿寒湖温泉街(足湯・日帰り入浴)
クルーズで冷えた体を温めるなら、やっぱり温泉!
阿寒湖温泉街には、気軽に利用できる足湯が数カ所あります。
また、多くのホテルで日帰り入浴も可能です(料金や時間は要確認)。
湖を眺めながら入れる露天風呂など、ホテルによって特色があるので、好みの温泉を探してみるのも楽しいですよ。
アイヌコタン(文化体験・お土産)
北海道の先住民族であるアイヌの文化に触れられる「アイヌコタン」も必見です。
木彫りの民芸品店やアイヌ料理のレストランが軒を連ね、独特の雰囲気が漂います。
アイヌ古式舞踊の公演(有料)を見学したり、ムックリ(口琴)制作などの文化体験もできます。
旅の記念になる素敵なお土産も見つかるはずです。
ボッケ遊歩道(自然散策)
阿寒湖畔には、湖の東側にある「ボッケ(泥火山)」を巡る遊歩道があります。
「ボッケ」とはアイヌ語で「煮え立つ」という意味。地下から火山ガスとともに泥がボコボコと噴出している様子を間近で見ることができます。
約1.5kmほどの遊歩道は、エゾマツやトドマツなどの針葉樹林に囲まれ、森林浴にも最適。
運が良ければエゾシカなどの野生動物に出会えるかもしれません。気軽に自然散策を楽しみたい方におすすめです。
阿寒湖 砕氷帯観光遊覧 Q&A(よくある質問)

船内にトイレはある?
はい、船内にはトイレが設置されています ので、クルーズ中でも安心です。
子連れでも大丈夫?
はい、小さなお子様連れでも乗船できます。
ただし、デッキは滑りやすい場所や柵の低い場所もあるため、必ず保護者の方が目を離さず、手をつなぐなど安全に十分配慮してください。
ベビーカーの持ち込みについては、混雑状況にもよるため、事前に確認しておくと安心です。
写真撮影のポイントは?
絶好のシャッターチャンスがたくさんあります!
- 船首付近: 迫力ある砕氷シーンを間近で撮影できます。
- 後方デッキ: 砕けた氷が流れていく様子や、雄大な景色を広く写せます。
- タイミング: 氷の厚いエリアに差し掛かった時が、一番の撮りどころ!
ただし、夢中になりすぎて身を乗り出したりしないよう、安全には十分注意してくださいね。望遠レンズがあると、遠くの景色や野鳥の撮影にも役立ちます。
筆者のつぶやき

2025年4月21日から、阿寒湖で砕氷帯観光遊覧が始まります。氷が解け始めるこの時期にしか体験することができない、砕氷帯を進む遊覧船に乗れる貴重なイベント!
氷の解け具合で早期に終了してしまう可能性もあるので、乗りたい方は早めに阿寒湖へ!

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定、2025年3月に北海道フードマイスター検定合格。
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