冬に北海道に旅行に行く予定だけど、どんな服装がいいかな?ユニクロのコートやダウンジャケットでも大丈夫?
冬の北海道は、地域によってはマイナス10~20℃に達することも珍しくなく、本州以南在住の方にとっては異次元の寒さです。ただ、その寒さがあるからこそ体験することができるアクティビティがあるので、それを求めて冬の北海道にやってくる観光客もたくさんいます。
一方で、北海道旅行だけのために高価な防寒着を買うのもちょっと…と考えてしまいますね。冬のアウターはかさばるので、普段使わないのであれば邪魔になってしまいます。
最近では、ユニクロでも防寒性の高い、北海道でも使えるアウターが発売されています!
このページでは、本州出身で北海道在住12年の私が、北海道の寒さに耐えることができる、ユニクロで発売されているアウターや、おすすめの冬物アイテムについてお教えします!
北海道の冬の気温、積雪量、風速は?
冬の北海道の気温や積雪量、風速はどれくらいなんだろう?
北海道は広いので、地域によって大きく気候が異なります。あなたの行く所の気温をチェックしておきましょう!気温についてリサーチ済の方、服装について早く知りたい方はこちらへどうぞ!
札幌市(日本海側・海洋性気候)
日本海側なので積雪量も多く、ピークの2月は1メートルになることも。ただし、風はそれほど強くないので、しっかりと防寒すれば大丈夫です。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 8.7 | 2.0 | -0.4 | 0.4 | 4.5 | 11.7 |
平均最低気温(℃) | 1.6 | -4.0 | -6.4 | -6.2 | -2.4 | 3.4 |
最深積雪(cm) | 15 | 47 | 76 | 95 | 82 | 22 |
風速(m/s) | 3.4 | 3.2 | 3.3 | 3.4 | 3.8 | 4.2 |
旭川市(日本海側・内陸性気候)
旭山動物園などの観光すぽっとがある旭川。内陸の盆地であるため、冬はかなり冷え込みます。雪も比較的多く、屋外に出る場合はしっかりとした防寒対策が必要です。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 6.2 | -0.8 | -3.3 | -1.7 | 3.0 | 11.2 |
平均最低気温(℃) | -1.5 | -8.0 | -11.7 | -11.8 | -6.1 | 0.2 |
最深積雪(cm) | 27 | 58 | 72 | 84 | 82 | 33 |
風速(m/s) | 3.4 | 3.1 | 2.7 | 3.1 | 3.4 | 3.4 |
函館市(日本海側・海洋性気候)
北海道内の中では温暖であり、最高気温が氷点下になる「真冬日」になることは少ない函館。ただ、海沿いであるため風が強いときがあり、気温以上に寒さを感じることがあるため風対策をしっかりしましょう。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 10.0 | 3.2 | 0.9 | 1.8 | 5.8 | 12.0 |
平均最低気温(℃) | 1.8 | -3.6 | -6.0 | -5.7 | -2.2 | 2.8 |
最深積雪(cm) | 9 | 22 | 34 | 41 | 28 | 1 |
風速(m/s) | 3.8 | 3.9 | 3.7 | 3.8 | 4.1 | 4.0 |
釧路市(太平洋側・海洋性気候)
釧路は積雪量は少なく晴れる日が多いのが特徴ですが、海沿いであるためとにかく風が強い日が多いです。寒流の影響で気温も下がるため、なるべく肌を露出させないように服を選択する必要があります。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 8.9 | 2.5 | -0.2 | -0.1 | 3.3 | 8.0 |
平均最低気温(℃) | -0.3 | -7.0 | -9.8 | -9.4 | -4.2 | 0.7 |
最深積雪(cm) | 3 | 17 | 23 | 26 | 23 | 5 |
風速(m/s) | 5.9 | 5.9 | 5.4 | 5.5 | 5.8 | 5.2 |
網走市(オホーツク海側・海洋性気候)
流氷時期に観光客が多くなる網走は、海沿いであるため風の影響を受けることが多いですが、釧路ほど風は強くありません。1月2月は流氷の影響で内陸性気候に近くなり、気温がグッと下がります。
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 7.6 | 0.7 | -2.2 | -2.0 | 2.3 | 9.1 |
平均最低気温(℃) | 0.4 | -6.0 | -8.9 | -9.6 | -4.9 | 0.6 |
最深積雪(cm) | 6 | 29 | 46 | 58 | 52 | 16 |
風速(m/s) | 3.6 | 3.8 | 3.9 | 3.5 | 3.6 | 3.5 |
ユニクロのおすすめの最強防寒着は?
ユニクロで買えるおすすめの防寒着は何かな?
ユニクロで最も防寒性が高いと言われる「ウルトラウォームハイブリッドダウンコート」がおすすめ!
ウルトラウォームハイブリッドダウンコートとは?
ユニクロで最も暖かいと言われているダウンコート。価格も2万円以下と他メーカーよりもかなり安価なのも魅力的です。
<ウルトラウォームハイブリッドダウンコートの特徴>
・アルミプリント・プレミアムダウン・中綿の三層構造
・ダウンと中綿による高い保温機能
・アルミプリントの裏地により体からの放熱をとどめる
・フード・ファーがついている(ともに取り外し可能)
・重さを感じる場合がある
・脱いだ時にかさばる
マイナス20℃でも活躍する暖かさ
北海道の内陸部(旭川や帯広など)では、最低気温がマイナス20℃まで下がることもありますが、この寒さでもウルトラウォームハイブリッドダウンコートは大活躍します!
建物内なら下着+長袖+ダウンコート
建物内で過ごすのであれば、下着と長袖の上にダウンコートなどのアウターを羽織れば北海道でも問題なく過ごせます。この辺りは、本州の方の格好とそれほど変わりはありません。
北海道の建物内は暖房をガンガン効かせているので、本州の建物内よりかなり暖かいです。なので、すぐに脱ぐことのできる服装がベター。あまりダウンの中を厚着し過ぎると、汗をかいてしまってかえって冷えることになります。
北海道在住の人は、ダウンの中を薄着にしている場合が多いです。ポイントは、暖かい建物内に入ったら、「すぐにダウンを脱げるかどうか」です!
屋外イベントでのおすすめのユニクロアイテムは?
さっぽろ雪まつりなどの屋外イベントで、おすすめのユニクロのアイテムは?
冬の屋外イベントでは、保温性の高いユニクロのヒートテックインナーの着用がおすすめです!
屋外のイベントでの服装
北海道の冬のイベントと言えば、「さっぽろ雪まつり」や「支笏湖氷濤まつり」、「トマムアイスビレッジ」など、雪や氷にまつわるイベントが多く、氷点下の気温の中で長時間屋外にいることになります。
そのため、体から熱を逃がさない服装が重要となり、吸湿発熱や保温機能のあるユニクロのヒートテックインナーが大活躍します!
私は、下着+ヒートテックインナー+長袖+アウターの4枚重ねを基本としていますよ!
ユニクロのヒートテックインナーの使い分け
ユニクロのヒートテックインナーは、「ヒートテック」と「極暖ヒートテック」、「超極暖ヒートテック」の3種類があります。
私は「極暖」と「超極暖」の2つを持っており、気温によって使い分けしています!
外気温-10℃以下
超極暖ヒートテック必須の気温です。必ず超極暖を用意しましょう。
日中太陽が出てるときに暖かくても、日が沈むと急激に冷えるので、夜に屋外に出る人も用意しておいた方がイイです。
外気温0℃~-10℃
極暖ヒートテックでもOKな気温です。寒さに弱い人は超極暖を着たほうが良いでしょう。
海沿いの地域など、風が強い場合は気温以上に寒さを感じる場合があります。
外気温0℃以上
普通のヒートテック、もしくはヒートテックなしでも過ごせる気温です。暖かい地方から来られる場合には、ヒートテックを着用しましょう。
それでも心配ならヒートテックスマートパンツ(暖パン)
ヒートテックだけでは足が冷えそう…と心配な場合は、ヒートテックスマートパンツ(暖パン)がおすすめです。
ヒートテック素材なので、保温性があり暖かいズボン。縦横に伸びる素材で、ジーパンよりも履きやすい上に細めなので、きれいめのコーデに合わせることもできます。
その他に役に立つユニクロの冬物アイテムは?
ダウンコートやインナー以外で、役に立つユニクロの冬物アイテムはあるのかな?
北海道の冬は風が強いので、手袋や帽子があると◎!また、足元や首元の冷え対策として靴下やマフラーも併用すると良いです!
ヒートテックライニンググローブ(スウェードタッチ)
ヒートテック素材を用いた手袋で、表地に防風加工を施しているので風を通しにくく暖かいです。また、手首部分は風が入りにくいように絞ってあるので、北海道の冬に最適。
ヒートテックニットキャップ・リブビーニー
吸熱発熱機能をもつヒートテックのニットキャップ。雪の日や風が強い日は頭や耳が冷えるので、帽子は必需品です。
ヒートテックソックス
雪の上を歩くことが多い北海道では、足の底から冷気が伝わってくるので、ヒートテックソックスがあった方が良いです。ひざ下まであるヒートテックハイソックスも商品ラインナップにあります。
ヒートテックマフラー
首元から入ってくる冷気を防ぎたいならヒートテックマフラーがおすすめ。室内で膝上が冷える場合には、ひざ掛けとしても流用できます。
冬の北海道の服装に関するQ&A
他にもいろいろ聞きたいことがあるんだけど…
北海道の冬服はいつから着るべきですか?
北海道での基本的な冬服の衣替え時期は、10月初旬頃が基本です。ただし、最近は残暑が厳しくなっているため、それよりも遅くなる傾向にあります。
北海道の冬の必須アイテムは何ですか?
北海道の冬の必須アイテムは手袋、帽子、マフラーで、外出時にはこの3点セットが基本。
特に雪が降る日や風が強い日には、頭や耳の防寒対策として帽子を必ず用意しましょう。フード付きのアウターで代用できると考えがちですが、風が強い日には全く役に立ちません。
北海道はどれだけ寒い?
北海道では、最も寒い1月、2月は、最高気温が0℃以下、最低気温がー10℃以下となるところが多いです。底冷えしやすい内陸部では、最低気温が-20℃以下になる地域もあります。
北海道の冬ってどんな冬?
北海道の冬は、10月~11月頃に初雪を観測し、12月中旬には根雪(雪が積もり地面が見えなくなる状態)になる地域が多いです。
また、日本海側(札幌・小樽)や旭川周辺では雪が降りやすく、太平洋側(帯広・釧路・苫小牧)は晴れる日が多くなります。
北海道は何月から寒い?
北海道では、11月には最高気温が10℃前後、最低気温が0℃前後となります。これは東京・大阪の真冬並みの気温です。
10月でも最高気温15℃前後、最低気温5℃前後まで下がるため、本州の温暖な地域に住んでいる人にとっては10月くらいから寒いと感じるかもしれません。
函館と札幌どっちが寒い?
函館より札幌の方が北に位置するため、札幌の方が寒くなる日が多いです。詳細な気温については、このページの「北海道の冬の気温、積雪量、風速は?」で紹介しています。
まとめ
ここでは、本州出身で北海道在住12年の私が、北海道の寒さに耐えることができる、ユニクロで発売されているアウターや、おすすめの冬物アイテムについてご紹介しました。
北海道の寒さは体の芯まで冷える寒さです。温暖な地方から来る方は、特に防寒対策をしっかりしてきてくださいね!
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