観光客に人気の「くしろ湿原ノロッコ号」の運行終了が、当初の予定だった2025年度から2026年度に延期されることがわかりました。同じく、富良野線を走る「美瑛・富良野ノロッコ号」の運行も延長されます。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、平成元年4月から運行を開始し、けん引する機関車や客車は運用から40年以上経過したものを使用。そのため、機関車や客車の修理に使用する部品等の生産中止に伴って、JR北海道は2025年度末(26年春)で廃止を決定していました。
JR北海道は、ノロッコ号の代わりとして、新しい観光列車「赤い星」と「青い星」を導入すると発表。既存の客車(キハ143形)を改造して2026年春から運行を開始する予定でした。
ところが、JR北海道から新観光列車の改造に遅れが生じていることが報告されたため、ノロッコ号の廃止が2026年春から2026年度(~2027年3月)に変更されたとのことです。
2025年度の廃止延期!今のうちに乗りたい「くしろ湿原ノロッコ号」

新観光列車の整備が遅れていることに伴って、ノロッコ号の運行時期延長が決まったことから、2026年まで「くしろ湿原ノロッコ号」の現行車両に乗れます!
2025年にも、もちろん運行されるノロッコ号ですが、現時点で判明している運転日などの情報がこちらです。
●列車名:くしろ湿原ノロッコ号・ノロッコ川湯温泉号
●運行経路:釧路駅~塘路駅・川湯温泉駅
※ノロッコ川湯温泉号のみ川湯温泉駅まで延長運転
●運転日:
【くしろ湿原ノロッコ号】(釧路~塘路)
・4月26日(土)~30日(水)
・5月1日(木)~6日(火)・24日(土)~31日(土)
・6月1日(日)~6日(金)・8日(日)~15日(日)
・6月19日(木)~27日(金)・29日(日)・30日(月)
【ノロッコ川湯温泉号】(釧路~川湯温泉)
・6月7日(土)・28日(土)
●座席:全車指定席
※2025年度から全車指定席に変更
●URL:春の臨時列車のお知らせ|JR北海道
2025年最新!くしろ湿原ノロッコ号の運転日・時刻表

JR北海道は、6月までの春の臨時列車の情報を公開しています。
「くしろ湿原ノロッコ号」は、ゴールデンウィーク開始日の4月26日から運行を開始し、5月24日からはほぼ毎日運行されます。一方、川湯温泉ノロッコ号は、6月7日と6月28日の2日間のみです。
くしろ湿原ノロッコ号の運転日
運転月 | 運転日 |
---|---|
4月 | 26日(土)~30日(水) |
5月 | 1日(木)~6日(火) 24日(土)~31日(土) |
6月 | 1日(日)~6日(金) 8日(日)~15日(日) 19日(木)~27日(金) 29日(日)~30日(月) ※7日(土)、28日(土)は「川湯温泉ノロッコ号」として運転 |
【時刻表①】釧路→塘路・川湯温泉
駅名 | 着発 | ノロッコ号 | 川湯温泉号 |
---|---|---|---|
釧路 | 発 | 11:06 | 11:06 |
東釧路 | 〃 | 11:12 | 11:12 |
釧路湿原 | 〃 | 11:32 | 11:32 |
細岡 | 〃 | 11:38 | 11:38 |
塘路 | 着 | 11:51 | 11:51 |
塘路 | 発 | 11:53 | |
標茶 | 着 | 12:17 | |
標茶 | 発 | 12:41 | |
摩周 | 発 | 13:10 | |
川湯温泉 | 着 | 13:32 |
【時刻表➁】塘路・川湯温泉→釧路
駅名 | 着発 | ノロッコ号 | 川湯温泉号 |
---|---|---|---|
川湯温泉 | 発 | 15:00 | |
摩周 | 発 | 15:32 | |
標茶 | 着 | 16:01 | |
標茶 | 発 | 16:15 | |
塘路 | 着 | 16:40 | |
塘路 | 発 | 12:17 | 17:02 |
細岡 | 〃 | 12:32 | 17:15 |
釧路湿原 | 〃 | 12:38 | 17:19 |
東釧路 | 〃 | 12:59 | 17:44 |
釧路 | 着 | 13:05 | 17:50 |
JR北海道の新観光列車「赤い星」「青い星」とは?

JR北海道の「赤い星」「青い星」は、2026年春から運行開始予定としていた新たな観光列車。JR北海道が「スタートレイン計画」の一環として導入するもので、北海道の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。
青い星・赤い星の運行予定
●「赤い星」は主に釧網本線で、「青い星」は主に富良野線で運行される予定
●道内を周遊するクルーズトレインとしての活用も検討
青い星・赤い星の車両
●キハ143形一般形気動車を改造して製作
●「赤い星」には、個室、セミコンパートメント、ボックス席、ラウンジ、茶室、展望室などが設けられる予定
●「青い星」は、全席に大きな窓の展望室などを設ける予定
●数々の鉄道車両を手がけてきた水戸岡鋭治氏がデザインを担当
筆者のつぶやき

2025年度をもって廃止予定となっていたノロッコ号ですが、新観光列車「赤い星」「青い星」の整備が遅れていることから、1年延期されて2026年度に運行終了することとなりました。
現行の車両に乗っておきたい人にとっては、少し時間に余裕ができたことになりますね。

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定合格。
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