国土交通省北海道開発局は、知床横断道路(国道334号)の冬期間の終日全面通行止めを2024年11月5日(火)から行うと発表しました。
これにより、11月5日以降は国道334号を使って羅臼町と斜里町ウトロを行き来することができなくなります。そのため、両地区を行き来するには国道244号(根北峠経由)を使うことになります。
国道334号を使えば、本来40分程度で行き来できた両地区ですが、通行止めによって遠回りになる影響で、約3倍の1時間50分ほどかかるため注意が必要です。
なお、羅臼町側のゲートは熊の湯の峠側にあり、斜里町側のゲートは知床自然センターの峠側にあるため、熊の湯や知床自然センターは冬季でも訪問することが可能です。
また、開通時期は2025年4月下旬の予定としています。
知床峠・知床横断道路の開通・通行止め情報(2024年)
2024年の知床横断道路の開通・通行止めの情報は以下の通りです。
知床峠・知床横断道路の冬季通行止め区間
●路線名 | 国道334号 |
●方向 | 上下 |
●規制開始地点 | 羅臼町湯ノ沢(熊の湯・峠側) |
●規制終了地点 | 斜里町字岩尾別(知床自然センター・峠側) |
●規制距離 | 23.8km |
●規制内容 | 冬季通行止め |
●規制原因 | 気象条件 |
国土交通相 道路情報提供システム
筆者のつぶやき
keimei
知床横断道路にある知床峠は、標高が733mと高く、斜里町や羅臼町の市街地と比べても4~5℃も気温が低くなります。また、風も強く天候が変わりやすい厳しい気象条件の場所です。
知床横断道路は、特に羅臼側に急カーブが多く、路面が凍結すると非常に危険なので、冬季は早めに通行止めとしているようですね。
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