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【道東自動車道】12月22日15時に阿寒IC~釧路西ICが開通予定 無料区間が延伸

釧路・根室・阿寒・摩周

道東自動車道の阿寒から釧路西は、いつ開通するのかな?

開通するとどんなメリットがあるんだろう?

千歳市から釧路市阿寒町を連絡している道東自動車道が延伸され、阿寒インターチェンジから釧路西インターチェンジが2024年12月22日15時に開通します。なお、国土交通省の整備事業のため通行料は無料です。

この開通によって釧路市中心部と札幌市が高速道路でつながり、所要時間が開通前より7分短縮されて4時間12分(夏季)になる見込み。

この開通は、観光客の増加や物資輸送の迅速化に影響を与えるだけでなく、災害時の避難道路としての役割も期待されています。

また、阿寒インターチェンジと釧路西インターチェンジの間に釧路空港インターチェンジが新設され、釧路空港とのアクセスが向上すると考えられます。

開通に先立って、開通同日の10時30分から釧路市阿寒町公民館で開通記念式が開催されます。また、12時から開通区間の通り初めが行われる予定です。

道東自動車道 阿寒IC~釧路西ICの開通の概要(無料区間)

出典:国土交通省北海道開発局釧路開発建設部
Information

開通予定日時2024年12月22日(日)15時
事業個所:道東自動車道 阿寒IC~釧路西IC間(無料区間)
事業主体:国土交通省北海道開発局 釧路開発建設部
延長17.0km
幅員車道7m、路肩2.5m(両側)
車線:2車線
URL:国土交通省北海道開発局釧路開発建設部 -せんけんフォーサイト-

道東自動車道の開通当日のイベント情報

開通を記念して、同日午前10時30分から釧路市阿寒町公民館で開通記念式および鋏入れ式が開催されます。また、同日12時より開通区間の「通り初め」も行われます。

道東自動車道 開通記念式・鋏入れ式

Information

開催日時:2024年12月22日(日)10時30分から
開催場所:釧路市阿寒町公民館
所在地〒085-0215 北海道釧路市阿寒町中央2丁目4-1
URL:国土交通省北海道開発局釧路開発建設部 -せんけんフォーサイト-

道東自動車道開通区間 通り初め

Information

開催日時:2024年12月22日(日)12時頃から
開催場所:道東自動車道 阿寒インターチェンジ付近
所在地〒085-0211 北海道釧路市阿寒町下舌辛11線

道東自動車道の開通がもたらす効果・メリット

道東自動車道は2024年12月22日に、阿寒IC~釧路西IC間の約17キロが開通します。 開通によって札幌~釧路間(約290㎞)は全て高速道路で結ばれることになり、以下のような効果やメリットが期待できます。

①都市間移動時間の短縮

今回の開通により、札幌市から釧路市までの所要時間が4時間19分から7分短縮され、4時間12分に短縮されます。これにより、札幌を含む道央地域等からの観光客が増え、釧路周辺の観光消費が増加すると見込まれています。

また、開通する阿寒ICと釧路西ICの間に釧路空港ICが新設され、釧路空港を拠点とした周辺地域への広域的な観光が活性化する可能性があるとされています。

②物流の速達性が向上

釧路・根室地域は水産業が盛んで、水揚げされた多くの魚介類が札幌市や本州に出荷されています。

特に生さんまの漁獲量は全国シェアの6割程度を占めており、鮮度が命の魚介類にとっては都市間アクセスの向上が不可欠ですが、今回の開通によって改善されると考えられています。

また、ドライバーの負担や輸送コストの削減も見込まれ、運送業界への寄与も期待できます。

③救急搬送体制の改善

釧路市阿寒地区(旧阿寒町)は診療所(内科・小児科・整形外科)しかなく、重度の患者は釧路市中心部の病院にかかる必要があります。

特に緊急度の高い患者の輸送は、搬送時間が短く振動の少ない搬送が求められるため、今回の高規格道路の開通により救急搬送体制が改善したと思われます。

④災害時の物資輸送ルートの確保

釧路沖や根室沖は、プレートの境目であるため地震が多い地域です。地震による津波が発生したときには、市街地や国道が浸水する恐れがあります。

今回の開通は、浸水が想定される地域を回避するように海から離れたルートを通っているため、災害時に釧路市内へ救援物資などを輸送する道路が確保されたことになります。

国土交通省北海道開発局釧路開発建設部のホームページ

筆者のつぶやき

keimei
keimei

道東自動車道の阿寒IC~釧路西ICが2024年12月22日に開通します!これによって、札幌から釧路まで高速道路で直結されることになり、物流や観光のさらなる活性化が期待できます。

また、既存の釧路外環状道路(道東自動車道に名称変更予定)にも接続するため、釧路市周辺の地域にも大きな恩恵がありそうですね。

この記事を書いた人

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。旅行が趣味で道内の様々な所に出没し、その情報を発信中。北海道の道の駅スタンプラリーを2018年から毎年完全制覇。

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