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【2025】厚岸あやめ祭りの見どころ!あやめヶ原の見頃・馬・絶景

釧路・根室・阿寒・摩周

一面に広がる紫色の絨毯、風に揺れる優美なヒオウギアヤメ、そして時折姿を見せる愛らしい馬たち…。そういった光景が見られる、「あっけしあやめまつり」が2025年も6月に開催されます。

・正確な見頃はいつ?

・広大なあやめヶ原のどこで撮ればいいの?

・馬とあやめのベストショットは?

など、特に初めて訪れる方や、より作品性を高めたい方にとっては、気になる点がたくさんありますよね。

この記事では、そんなあなたの疑問や悩みをスッキリ解消!2025年の「あっけしあやめまつり」の最新情報はもちろん、あやめケ原の魅力や絶景撮影ポイントなど、徹底的に解説します。さあ、一緒に2025年の「あっけしあやめまつり」で、最高の思い出と傑作を残しましょう!

2025年厚岸あやめ祭りの開催概要とイベント内容

いよいよ2025年の厚岸あやめ祭りの開催が近くなってきました!

このセクションでは、まずおさえておきたい祭りの基本情報と、舞台となるあやめヶ原について詳しくご紹介します。計画を立てる上で最も重要な情報ですので、しっかりチェックしてくださいね。

【2025年】厚岸あやめ祭り開催日程・時間・場所・入場料

2025年の厚岸あやめ祭りの具体的な開催日程や時間、場所、入場料について、現時点で判明している情報は以下のとおりです。

※なお、2025年度はあやめヶ原園内工事のため、馬の放牧を行わない予定となっています。

Information

イベント名:第66回あっけしあやめまつり
イベント日:2025年6月21日(土)~29日
(日)

時間:9:00~16:00
会場:原生花園あやめヶ原
所在地:
〒088-1105 北海道厚岸郡厚岸町末広321
駐車場:あり(77台・無料)
入場無料
主催:厚岸観光協会
問合せ:0153-52-3131(厚岸観光協会事務局)
URL:あっけしあやめまつり – 厚岸観光協会

昨年は物販や牛乳の試飲を実施!

昨年の「あっけしあやめまつり」では、広大な原生花園であやめを愛でるだけでなく、原生花園入り口で物販や牛乳の試飲も行われました。

今年はまだ物販や試飲などについて公表されていませんが、実施される可能性はあります。

物販・試飲の内容(昨年度)

  • 厚岸町特産品販売
    エゾシカ肉のアヒージョや、かきカレーのレトルトパックなどを販売しています。
  • JA釧路太田「あっけし極みるく」試飲(数量限定)
    ジャパンフードセレクション第73回グランプリを獲得した、厚岸産の美味しい牛乳を試飲できます。

会場へのアクセス方法と駐車場情報

厚岸あやめヶ原へのアクセスは、主に車やレンタカーを利用することになります。札幌や釧路方面からのアクセス方法と駐車場情報について解説します。

車でのアクセス・駐車場情報

  • 札幌方面から:
    道東自動車道を利用し、釧路別保ICで下車。
    その後、国道44号線を経由し、厚岸町内へ。
    厚岸町内からは、道道123号線(北太平洋シーサイドライン)を浜中町方面へ。
    所要時間は、札幌市内から約4時間半~5時間程度が目安です。
  • 釧路市内から:
    道東自動車道または国道44号線を経由し、厚岸町内へ。
    厚岸町内からは、道道123号線(北太平洋シーサイドライン)を浜中町方面へ。
    所要時間は、釧路市内から約1時間~1時間半程度です。
  • 駐車場情報:
    あやめヶ原には、無料の駐車場が完備されています。
    収容台数は比較的多いですが、あやめ祭り期間中の週末や見頃のピーク時には混雑が予想されます。

アクセスマップ

施設原生花園あやめヶ原
所在地〒088-1105 北海道厚岸郡厚岸町末広321
駐車場あり(77台・無料)

厚岸あやめ祭りの会場となる「原生花園あやめヶ原」とは?

「あやめヶ原」と聞いて、どんな風景を思い浮かべますか?ここでは、国内有数のあやめの群生地である「あやめヶ原」について詳しく説明します。

30万株のヒオウギアヤメが咲く国内有数の名所

厚岸町のあやめヶ原は、ただのあやめの群生地ではありません。
約100ヘクタール(東京ドーム約21個分!)という広大な原生花園に、約30万株ものヒオウギアヤメが自生している、まさに「紫色の絨毯」と呼ぶにふさわしい場所です。

ヒオウギアヤメは、アヤメ科アヤメ属の多年草で、鮮やかな紫色の花びらが特徴。
風に揺れるその姿は非常に優雅で、写真の被写体としても大変魅力的です。

このあやめヶ原は、「北太平洋シーサイドライン」という景色の美しいドライブルート沿いに位置しており、太平洋を見下ろす断崖の上に広がっています。
そのため、あやめの美しさだけでなく、広大な海や空とのコントラストも楽しむことができる、国内でも有数の景勝地なのです。

特にあやめ祭り期間中は、このヒオウギアヤメが一斉に花開き、園内は幻想的な紫色に包まれます。
写真を撮る人にとっては、そのスケール感と色彩の豊かさ、そして背景となる自然の雄大さが、創作意欲をかき立てる絶好のロケーションと言えるでしょう。

あやめの見頃はいつ?2025年開花予想とベストタイミング

「せっかく行くなら、一番美しい状態のあやめを撮りたい!」これは誰もが思うことですよね。

ヒオウギアヤメの見頃は、例年6月中旬から6月下旬頃とされています。
これは、あやめ祭りの開催時期とも概ね一致します。

ただし、その年の気候(特に春先の気温や降水量)によって、開花の時期は多少前後することがあります。暖冬傾向の年や春先の気温が高い年は早めに、逆に冷夏傾向の年は遅めにずれることも。

例年通りであれば、6月20日頃から咲き始め、6月25日から6月末にかけてピークを迎えると予想されます。

「あやめ祭り」の期間と「あやめの本当の見頃」が完全に一致するとは限りません。
祭り期間の少し前や後が見頃のピークだった、ということもあり得ます。
写真撮影を最優先に考えるのであれば、祭りの賑わいよりも純粋な花の開花状況を重視して日程を決めるのも一つの手です。

原生花園あやめヶ原の決定版!3つの絶景撮影ポイントと構図アイデア

広大で美しいあやめヶ原。どこで撮れば、あの感動を写真に収められるのでしょうか?

ここでは、、特に絵になる5つの絶景撮影ポイントと、それぞれの場所で試したい構図のアイデアをご紹介します。

作例写真や撮影データも参考に、あなただけのベストショットを狙ってください!

撮影ポイント1:あやめヶ原展望台付近 – 広大な群生と奥行きを捉える

ここは、あやめヶ原の広大さを最も感じられるポイントの一つ。
一面に広がるヒオウギアヤメの群生は圧巻で、奥行きのあるダイナミックな写真を撮りたい方におすすめです。

  • 狙い目:
    • どこまでも続くようなあやめの絨毯。
    • 手前から奥へと続く花の連なりと、その先に見える空。
    • 展望台付近から見える海や島々と、あやめのコントラスト。
  • 構図アイデア:
    • 広角レンズでダイナミックに:
      低いアングルから広角レンズで煽るように撮影すると、手前のあやめが強調され、奥への広がりが一層際立ちます。
      空の表情も大きく取り入れることで、スケール感のある作品に。
    • 望遠レンズで圧縮効果を活かす:
      少し離れた場所から望遠レンズで撮影すると、あやめの密度がより高く見え、圧縮効果で花の重なりが美しく表現できます。
      背景に海や遠くの景色をぼかして入れると、主題のあやめが引き立ちます。
    • 前ボケ・後ボケを意識して:
      手前のあやめを大きくぼかして(前ボケ)、奥の群生にピントを合わせる。
      逆に、ピントを合わせたあやめの奥を大きくぼかす(後ボケ)ことで、立体感と柔らかさを表現できます。

撮影ポイント2:大黒島・小島展望台付近 – 馬とあやめを絡めた一枚を狙う

あやめヶ原のもう一つの魅力、それは放牧されている馬の存在です。
愛らしい馬と美しいあやめを一緒にフレームに収められれば、物語性のある素敵な写真になります。

※2025年度は、あやめヶ原園内工事のため、馬の放牧を行わない予定となっています。

  • 狙い目:
    • あやめの花畑の中で草を食む馬の姿。
    • あやめを背景に、こちらを見つめる馬の表情。
    • 親子馬の微笑ましい様子と、紫色のコントラスト。
  • 構図アイデア:
    • あやめを前景に、馬を主題に:
      手前に大きくあやめを配置し、その奥に馬がいる構図。
      あやめの鮮やかな色が、馬の存在感を引き立てます。
      馬が動き回るため、連写モードでシャッターチャンスを逃さないようにしましょう。
    • ローアングルから見上げるように:
      低い位置から馬を見上げるように撮影すると、馬の力強さや存在感が強調されます。
      背景にあやめや青空を入れることで、開放感のある一枚に。
    • 馬の目線で撮る:
      可能であれば、馬の目線の高さまでカメラを下げて撮影してみましょう。
      普段とは違う視点から、馬の可愛らしさや優しさが表現できるかもしれません。
      ただし、馬を驚かせないよう、十分な距離を保ち、静かに行動することが大切です。

撮影ポイント3:チンベ原付近– あやめのクローズアップと背景のボケ

広大な景色だけでなく、ヒオウギアヤメそのものの美しさに焦点を当てた作品も魅力的です。
マクロレンズや望遠レンズを使って、一輪の花のディテールや質感を捉えてみましょう。

  • 狙い目:
    • 花びらの繊細な模様や色のグラデーション。
    • 雨上がりや朝露に濡れたあやめの雫。
    • 背景をぼかして、主題のあやめを際立たせる。
  • 構図アイデア:
    • 背景処理を丁寧に:
      クローズアップ撮影では、背景の整理が非常に重要です。
      ごちゃごちゃした背景は避け、シンプルな色や形、あるいは美しいボケになるような背景を選びましょう。
      絞りを開放気味(F値を小さく)にすると、背景がより大きくボケやすくなります。
    • 光の方向を読む:
      順光(被写体の正面から光が当たる)では色が鮮やかに出やすく、逆光や半逆光では花びらが透けて透明感が出ます。
      サイド光(横からの光)は、花びらの陰影を強調し、立体感を出すのに効果的です。
    • 風に注意して:
      クローズアップ撮影では、わずかな風でも被写体がブレてしまいます。
      風が弱いタイミングを狙うか、必要であればウインドスクリーンなどで風を防ぐ工夫も有効です。
      シャッタースピードを速めに設定するのも一つの手です。

安心して撮影を楽しむためのルール・マナー

素晴らしい作品を残すためには、撮影に集中できる環境が不可欠です。
そのためには、あやめヶ原のルールをきちんと守り、他の人への配慮を忘れず、そして万全の準備をして臨むことが大切になります。
このセクションでは、2025年のあやめヶ原で安心して撮影を楽しむためのルール・マナーと、持っていくと便利な持ち物リストをご紹介します。

三脚・一脚の使用ルールと周囲への配慮

特に風景写真や光量の少ない時間帯の撮影では、三脚や一脚が活躍します。
しかし、その使用にはいくつかの注意点があります。

  • 使用可否の確認:
    あやめヶ原では、基本的に三脚・一脚の使用は認められていることが多いです。
    ただし、混雑時や特定の場所(狭い通路など)では、安全確保のために使用が制限される可能性もゼロではありません。
    念のため、現地の案内表示やスタッフの方に確認するとより安心です。
  • 周囲への配慮が最も重要:
    三脚・一脚を使用する際は、他の観光客や撮影者の通行の妨げにならない場所を選びましょう。
    特に、遊歩道の中央や狭い通路での使用は避けるべきです。
    三脚の脚を大きく広げすぎないように注意し、人が通る際は一時的にたたむなどの配慮を心がけてください。
  • 場所の長時間独占はNG:
    人気の撮影スポットで三脚を立てて長時間場所を占有するのは、他の人の迷惑になります。
    譲り合いの精神を持ち、ある程度の時間で場所を移動するか、他の人が撮影できるようにスペースを空けるなどの配慮をしましょう。
  • 自然環境への配慮:
    三脚の脚で植生を傷つけないように注意してください。
    特に、あやめの花やその他の植物を踏みつけたり、傷つけたりしないように、設置場所には細心の注意を払いましょう。

三脚は便利な道具ですが、使い方を誤ると周囲の迷惑になったり、自然を傷つけたりする原因にもなります。常に「周りが見えているか」を意識し、マナーを守って使用しましょう。

ドローン撮影は可能?最新の公式情報を確認

近年、ドローンを使った空撮は非常に人気がありますが、その使用には厳しい規制が伴います。
あやめヶ原でのドローン撮影の可否については、非常に重要なポイントです。

  • 原則として禁止の可能性が高い:
    国設自然休養林内や、多くの人が集まる観光地でのドローン飛行は、安全管理や自然保護の観点から原則として禁止されている場合がほとんどです。
    あやめヶ原も例外ではないと考えられます。
  • 必ず事前に公式情報を確認:
    「もしかしたら大丈夫かも」という自己判断は絶対に禁物です。
    ドローン撮影を検討している場合は、必ず事前に厚岸町の役場や公園を管理する部署、または観光協会などに問い合わせ、正式な許可やルールを確認してください。
    無許可での飛行は、法律違反となるだけでなく、重大な事故やトラブルを引き起こす可能性があります。

ドローンは魅力的な映像を撮影できる可能性を秘めていますが、ルールとマナーを厳守することが大前提です。
「知らなかった」では済まされない事態にならないよう、事前の確認を徹底しましょう。

自然保護のための心得

あやめヶ原の美しい自然は、私たち全員で守っていくべき大切な財産です。
撮影を楽しむと同時に、自然保護への意識を高く持ちましょう。

  • 植物の採取は厳禁:
    あやめはもちろん、園内のいかなる植物も持ち帰ることは禁止されています。
    美しい花は写真に収めるだけにしましょう。
  • ゴミは必ず持ち帰る:
    言うまでもありませんが、ゴミのポイ捨ては厳禁です。
    持ってきたものは全て持ち帰り、美しい環境を維持するために協力しましょう。
    特に、カメラのバッテリーやフィルムの空き箱など、小さなゴミも落とさないように注意してください。
  • 野生動物への配慮:
    馬以外にも、野鳥や小動物などが生息している可能性があります。
    これらの野生動物を見かけても、追いかけたり、大声を出したりして驚かせないようにしましょう。
    静かに観察し、自然の営みを尊重することが大切です。

「自分一人くらいなら大丈夫だろう」という安易な考えが、大きな環境破壊につながることもあります。
私たち一人ひとりが自然を大切にする心を持つことで、未来の世代もこの美しいあやめヶ原を楽しむことができるのです。

あやめヶ原だけじゃない!絶景が見られる近隣スポット

せっかく厚岸まで足を運ぶのですから、あやめ祭りやあやめヶ原の撮影だけでなく、その周辺の魅力も堪能したいですよね。
ここでは、写真撮影をメインにした絶景近隣スポットをご紹介します。あなたの興味や滞在時間に合わせて、参考にしてみてください。

涙岬展望台

あやめヶ原から東へ10kmほど離れた地点にある展望台。

駐車場から少し歩きますが、波によって削られた絶壁が見られる素晴らしいロケーションです。

施設涙岬展望台
所在地〒088-1571 北海道厚岸郡浜中町
駐車場あり

愛冠岬

あやめケ原から西へ約13kmほど離れたところにある岬。

駐車場から岬まで林道を歩くことになりますが、エゾシカの生息地となっているため、途中でたくさんのエゾシカと出会います。

施設愛冠岬
所在地〒088-1113 北海道厚岸郡厚岸町愛冠5番1
駐車場あり

まとめ:2025年厚岸あやめ祭りで最高の思い出と作品を!

さて、ここまで2025年の厚岸あやめ祭りとあやめヶ原での撮影についての情報をお伝えしてきました。

最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしましょう。

  • 事前の情報収集と計画が成功の鍵:
    開催日程、見頃、アクセス方法、撮影ルールなど、事前にしっかりとリサーチし、余裕を持った計画を立てましょう。
  • 馬や自然への敬意を忘れずに:
    美しい自然や愛らしい馬たちは、私たちにとってかけがえのない存在です。
    マナーを守り、感謝の気持ちを持って接しましょう。
  • 天候も楽しむ心の余裕を:
    どんな天候でも、その日ならではの美しい瞬間は必ずあります。
    ポジティブな気持ちで、撮影を楽しんでください。
  • 安全第一で、無理のない行動を:
    素晴らしい写真を撮ることも大切ですが、何よりも安全が第一です。
    体調管理にも気を配り、無理のない範囲で行動しましょう。

あやめヶ原は、訪れる人々に深い感動とインスピレーションを与えてくれる特別な場所です。
一面に広がるヒオウギアヤメの紫色の絨毯、吹き抜ける爽やかな風、そして雄大な太平洋の景色…。
そこであなたがファインダー越しに見る世界は、きっと忘れられない記憶として刻まれることでしょう。

この記事で得た知識やヒントを胸に、ぜひ2025年の厚岸あやめ祭りへ足を運んでみてください。

筆者のつぶやき

keimei
keimei

2025年6月21日から29日にかけて、厚岸町のあやめヶ原で「あっけしあやめまつり」が開催されます!

今年度は残念ながら馬の放牧は予定されていないとのことですが、それでも紫色に染まるあやめヶ原の景色は圧巻!できればよく晴れている日に行ってみたいですね。

この記事を書いた人

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定、2025年3月に北海道フードマイスター検定合格

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