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北海道旅行の冬靴はスニーカーでOK?地元民の選ぶポイントは?

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北海道生活

北海道は夏に本州から観光客が多く訪れますが、冬にもたくさん旅行者がやってきます。スキーや流氷、温泉や雪まつりなどなど、地域ならではのイベントもたくさん。冬の北海道が好き!という人もいるくらいですしね。

ただ、冬は雪が積もるのでスニーカーで雪の上を歩くと靴下が濡れてべちゃべちゃに…。さらに気温が低いので足がめちゃくちゃ冷たい!という結果になりかねません。

keimei
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観光する場所によってはスニーカーでも行ける所はあります!要は靴の使い分けが重要で、どんな靴を選ぶかによって冬の北海道の快適さが大きく変わります!

そこで、北海道在住歴トータル約9年、札幌市内や道内地方都市の生活を体験した私がスニーカーでも行ける場所や冬靴選びのポイントを悩めるあなたに伝授いたします!

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スニーカーでもOKな「狸小路」「テレビ塔」

もし、あなたがスニーカーで冬の北海道を観光するなら「狸小路」「テレビ塔」がおすすめ!なぜなら、札幌駅直結の「さっぽろ地下街」でつながっているからです。外から来た人の靴についた雪が落ちていることはありますが、雪が積もることはなくスニーカーでも快適。

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そしてなんといっても暖かい。寒さが苦手な人は地下街を歩くのが超オススメ。

また、地下街にはたくさんのお店が並んでいて、どこに入ろうか迷ってしまうくらい。飲食店も豊富なので、北海道グルメを堪能するのもGOOD!デパートや大型商業施設の出入り口もあり、外に出ることなくショッピングも楽しめちゃいます。

さらに、地下鉄の駅(さっぽろ駅、大通駅、すすきの駅)に直結しているため、歩くのに疲れたら地下鉄での移動も可能。これは便利!

keimei
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ホテルもなるべく駅直結のところを選びましょう。駅から遠いと雪道を歩くことに…。

途中で気が変わって、外を歩きたくなったらどうすればいい?

keimei
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その場合は冬靴を現地調達!札幌駅のステラプレイスや大通のパルコ等商業施設も多いので、お気に入りの冬靴が見つかるはず!

上記以外も観光したいという方は、ここから先をよ~く読んでくださいね。ここからが北海道の厳しい冬の姿です。

冬の北海道の雪道の様子は?

本州で雪の多い地方では、水分の多い「べちゃっ」とした雪質が特徴です。また、日中の気温がプラスになることが多いため、雪が降らなければ一気に解けていく傾向にあります。 水分が多い雪のため、解けた雪によって歩道や車道には水たまりがたくさんあったりします。

keimei
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水たまりの上を車が走ったために、泥水をぶっかけられた経験があります(汗)

一方で北海道の雪は、水分が少なく「さらっ」とした雪質が特徴。私的には細かい砂のような感覚で、風が吹くとふわっと舞い上がっていく感じです。さらに気温が日中もマイナスであることが多いので、解けずに残った雪が踏み固められてツルツル路面の完成…。

keimei
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ツルツル路面を滑っていくエゾシカを見たことがあります(笑)

そんなツルツル路面の上を、滑り止めのないスニーカーで歩いたらどうなるか…皆さん想像できますよね?踏み固められた雪の上に尻もちをついたらめちゃくちゃ痛いし、冷たいですよ(何回も経験あり)。雪道で転んで骨折する人もいるくらいなので、北海道の冬の靴選びはとても大事なのです!

冬の北海道で選ぶべき靴のポイントは?

北海道では、夏に履く靴と冬に履く靴とで大きく種類が変わります。私の下駄箱の中は、夏用の靴と冬用の靴の割合が約2:1。案外冬靴を使う期間が長いんですよね。そして冬靴は値段がお高い!それだけ防寒対策にお金をかけているから仕方のないことなんですけど…。

お値段も張るので、冬靴の選び方には失敗したくないですよね。そんなあなたのために、冬靴の選ぶポイントをまとめてみました。

ポイント① 靴底の滑り止め

まずチェックすべきは靴底。北海道で販売している冬靴のほとんどが滑り止め対策がされており、靴底に凹凸のついた溝があるはず。ここが平らであったり、溝が少なかったりするものは論外。できれば靴底全体に溝があった方がいいです。車で言うならば、スタッドレスタイヤのようなものですね。

さらに滑り止めの性能を強化したものも売られています。靴底を見ると、一部分だけ色が変わっている靴がありますが、それが滑り止めを強化した部分。心配な方はこちらを購入するとよいです。多少値段は上がりますが…。

ちなみに、金属製のスパイクやフックのような滑り止めがついている靴もありますが、これは正直おすすめしません。雪道には有効ですが、お店の中や雪のない路面では滑る可能性があるからです。

keimei
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北海道旅行だけのために冬靴を買うのはちょっと…という人は、普段はいている靴にかぶせるタイプの滑り止めがありますよ!最近はシールタイプの滑り止めもあります。

ポイント② ブーツタイプ

続いてチェックすべきはブーツタイプかどうか。つまり、「足首」から「すね」あたりを覆うことができるかどうかがポイントです。なぜ足首やすねを覆う必要があるのかというと、雪が積もったばかりの道を想像してみるとよくわかります。

まだ踏み固められていない雪の上を歩くと、「ズボッ!」と雪の中に足を突っ込むことになり、スニーカータイプの冬靴だと足首やズボンが濡れることに…。靴底から20cmくらいまで高さがあるブーツタイプの冬靴がオススメですね。

keimei
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スニーカータイプしか持っていない場合は、登山用品店やホームセンターで売っているレッグウォーマー、ロングゲイターでも代用可能!

ポイント③ 素材の分厚さ

最後のポイントは靴の素材の分厚さ。せっかくのブーツタイプでも、靴底に滑り止めがあっても靴の素材が一枚の皮だけでは北海道の寒さはしのげません。靴底や周りについた雪によってじわじわと体温が奪われていきます。

本州の雪の多いところでは長靴を履きますが、それじゃダメなんですか?

keimei
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長靴だと素材が薄すぎるので、北海道の寒さに耐えきれませんよ!

靴底が厚いのはもちろん、足首周りやすね付近もしっかりとした素材でできているか確認しておきましょう。もちろん防水タイプであることは言うまでもありません(冬靴はほどんどが防水になっていると思いますが、念のため)

イメージとしては、アウターとして着るダウンジャケットの素材をそのまま靴に当てはめたものと考えればいいと思います。外から風を通さず、中綿があって、裏地があって…といった感じのものであれば最高ですね。

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ちなみに私は「THE NORTH FACE ヌプシブーティウォータープルーフ」を使っています(上写真)。防水に加えて撥水加工がされており、上記の3つのポイントを満たすなかなかのスグレモノです。

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冬靴を履いても滑る!滑らない歩き方のコツとは?

冬靴を履いたから絶対に滑らない!とは言い切れません。滑るときは滑ります。冬靴を履いたからと言って過信は禁物ですよ。

冬靴を履いても滑るときはどうしたらいい?

keimei
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滑らない歩き方をマスターして、気をつけなければいけない場所を覚えましょう!

滑らない歩き方とは?

よく北海道民は「ペンギン歩き」と言いますが、要は細かい歩幅で足を高く上げず、すり足のような感じで足の裏全体を使って歩くのが滑らないコツです。普段のように足を上げてかかとから着地すると、ザーッっと滑って着地した足が持っていかれるため、後ろに体重がかかり頭や腰を強打することに…。

ペンギン歩きを実践すると、多少滑っても足の裏全体を使っているため、後ろに転倒することを防止できます。

keimei
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ペンギン歩きをしても前や横に滑ることはありますが、後ろに転倒するよりかは安全です。

冬靴を履いていても気をつけたい場所とは?

ズバリ、「横断歩道の白い所」「自動ドアの下の金属部分」「凍った路面に積もった新雪の上」の3つです。

この3つに共通しているのは、凍っているかどうか判断しにくいこと。これらはもともと白っぽいまたは透明なところの上に氷や雪があるため、ぱっと見ただけでは凍っていないように見えるのです。

油断をして走ったり、ペンギン歩きをしないでいると冬靴でもあっさり滑ってしまいます。これらの上を歩く場合は細心の注意を払ってくださいね。

keimei
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特に横断歩道の白いところは恐ろしいくらいに滑ります。しかも、転ぶと信号待ちの車や通行人に見られるので恥ずかしい…

冬の服装で気をつけたいポイント

寒い北海道では、靴以外にも冬の服装で気をつけたいポイントがたくさんあります。特に初めて冬の北海道に訪れる方や、暖かい地方から来る方はしっかりと防寒対策をしてくださいね!

冬の北海道のおすすめ観光スポット

冬の北海道はとても寒いですが、その寒さによって作り出される幻想的な雪景色や流氷は、他の地域にはない自然現象。これらを見逃さないためのおすすめ観光スポットやアクティビティをご紹介!

さっぽろ雪まつり

北海道の冬のイベントの代名詞と言えるさっぽろ雪まつり。大雪像はもちろんのこと、北海道の食を楽しめるグルメストリートも展開されるので、楽しめること間違いなしです。

観光船・観光列車

冬の観光名所を運航(運行)されるだけあって、北海道ならではの光景を目の当たりにすることができることが最大のメリット。繁忙期は混雑が予想されるため、早めの予約が無難です。

まとめ

ここでは、スニーカーでも冬の北海道を楽しめる場所や冬靴選びのポイントをご紹介しました。

 Point
【冬の北海道旅行のポイント】
 冬の北海道、狸小路・テレビ塔はスニーカーでも行ける!
 滑らない歩き方、滑りやすい場所を知っておく!

【冬靴選びのポイント】

 底に溝があり、滑りにくくなっているか確認!
 足首やすねを覆うブーツタイプを選ぶ!
 素材はダウンジャケットのように分厚いもの!

北海道の冬靴は、かわいい、かっこいいよりも機能性重視です。多少地味でも雪対策がされた靴を履くことをオススメしますよ!

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