不動産賃貸業やビジネスホテルの運営などを手がける株式会社アルムシステム(帯広市)が、中標津町内にホテルやウィークリーマンションを新規オープンさせる計画を進めています。
現在、町内ではホテルの供給が追いついていない状況がたびたび見られていることもあって、2024年11月には出張者専用ホテル「ワークマンハウス中標津」が開業したばかり。
また、中標津では、2027年3月の操業開始を予定している株式会社明治の乳製品工場の建設が始まっており、今後本格化する工事に従事する関係者の宿泊需要の拡大も予想されます。
このホテルやウィークリーマンションは、2025年5月の新規開業を目指しているとのことで、ホテルが足りないといった地域課題の解決に一役買うと考えられます。
アルムシステムでは、中標津町の他に北海道医療大学の移転が予定されている北広島市にも進出を予定しています。
アルムシステムのホテル・ウィークリーマンションの概要
アルムシステムが中標津町内に建設するホテル・ウィークリーマンションのが概要は以下のとおり。
明治の新工場建設に伴う需要を見込んだものであることから、工事関係者や長期滞在を希望するビジネス客のニーズに応える施設となりそうです。
明治の乳製品工場の概要
乳製品製造大手の株式会社明治は、中標津町に新しい乳製品工場を建設し、2027年3月に操業を開始する予定にしています。
これにともない、別海町(西春別工場)と本別町(本別工場)にある工場は、操業開始から50年以上経過し老朽化していることから閉鎖に。
西春別工場では、バターやクリーム、脱脂粉乳、脱脂濃縮乳を、本別工場ではクリーム、脱脂濃縮乳を生産していましたが、その機能をすべて新工場に移管されることになります。
筆者のつぶやき
中標津町に帯広市の事業者・アルムシステムがホテル・ウィークリーマンションを新規に建築する計画が出ています。
中標津では以前からホテルの供給数が不足しており、宿泊施設の建設が昨年頃から盛んになっています。明治の新しい工場の建設も本格化するので、これは朗報ですね。
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