知床第一ホテルに泊まりたいけど、バイキングや温泉はどんな雰囲気なんだろう?どうみん割を使いたいけど、どうすればいいのかな?
知床第一ホテルはウトロ地区の高台に位置し、夕日とバイキングの豊富さが有名な高級ホテル。このホテルを利用するツアーも多く組まれており、人気の高さをうかがえます。
特にバイキングは、和食・洋食・中華あわせて約80種類の料理を揃えており、季節によって料理を変えるほどの気合の入れようです。また、温泉の他にプールもホテル内にあり、ファミリーでも楽しめる大型ホテルとなっています。
2022年6月に、道民割(どうみん割)を活用して知床第一ホテルの東館に宿泊してきました!その様子を早速レポートします!
知床第一ホテルとはどんなホテル?館内図で紹介!
知床第一ホテルは全209室からなる大型リゾートホテルで、西館、至然館、東館という3つの建物によってグレードが分けられています。2022年4月に東館がリニューアルされ、さらに高級感が増した部屋となりました!
まずはホテルにチェックイン
上の写真が知床第一ホテルの玄関。玄関前にさしかかるとスタッフが近づいてきて、駐車場を案内してくれます。その際、同乗者や荷物はこの玄関前で降ろしていいとのこと。このあたりはスタッフの教育がしっかりされている感じがします。
玄関を入って左手にフロントがあり、ここでチェックイン。道民割を使って予約した私は、身分証明書とワクチン接種証明書(スマホアプリ)を提示し、割引対象であることを確認されました。
私はホテルの公式ホームページから道民割プランで予約しました。大手のオンライントラベル会社だと、楽天トラベルでクーポンを獲得すれば道民割価格で予約可能です。
道民割の場合、他にも同意書へのチェックなど手続きはいくつかありますが、それほど煩雑なものではありません。スタッフの方がてきぱきと進めてくれます。
ロビー奥にはウェルカムドリンクもあります。今日はしそジュースとほうじ茶でした。ここで一口飲んでほっと一息。
フロントの向かい側には、元新聞記者の山口氏から寄贈された本が集められた「山口文庫」があります。まるで図書館のようなスペースが広がります。
建物は東館・至然館・西館の3つ
建物は大きく分けて東館、至然館、西館の3つ。1階には売店や夕食バイキング会場(マルスコイ)、男性浴場などがあり、2階に朝食バイキング会場(マルスコイ)、女性浴場などがあります。
東館
東館は部屋のグレードが最も高く、高級感あふれる造りとなっています。ところどころが石造りとなっていて、細部にこだわりが見られます。リニューアルしたばかりなのでキレイ!
至然館
東館の次にグレードの高い至然館は、木のぬくもりを前面に出した構成。洋室の雰囲気より和室がイイ!という方はこちらを選ぶといいでしょう。
西館
最もリーズナブルな料金で宿泊できる西館。高級感のある東館や至然館と比較すると、床や扉からビジネスホテルのような感じを受けますが、価格重視であればここでも十分です。
1階に大きな売店あり!
1階ロビーから奥に進むと見えてくる売店「ジュレボ」。売店と聞くとこじんまりしたお店を想像しがちですが、売り場面積がめちゃくちゃ広い。
食べ物だけでなぐグッズや衣料品、おもちゃも販売しており、旅行の際に忘れ物をしてしまってもある程度現地調達できます。
カニやイクラなど海産物も扱っており、地方発送にも対応。空港のお土産売り場並みに充実。
夕方と朝ともに営業しており、チェックイン後でもチェックアウト前でも買い物可能です。ゆっくり買い物したいなら、チェックイン後のほうがいいかも。
リニューアルした東館のお部屋の様子は?
さてさて、それではお部屋に入ってみましょう。今回、2022年4月にリニューアルしたばかりの東館の洋室ツインの部屋に宿泊してみました。
玄関・部屋・机
広い玄関とオシャレな照明がお出迎え。
宿泊した洋室ツインは、広々とした空間の中にソファや机、空気清浄機を完備。テレビも大きくて見やすいです。
部屋の大きな窓から知床の海が一望できます。
お部屋に置いてあるお菓子やコーヒーも知床仕様。
流行りのワーケーションに対応するため、机と椅子、ディスプレイもあります。HDMIのケーブルが付属しており、ノートPCに接続すれば大画面で作業可能。
洗面台・シャワールーム・備品
洗面台は広く、大きな鏡で身だしなみをチェックできます。アメニティグッズでは小瓶に入ったシャンプーやボディソープが気になりました。(結局使わなかった…)
洗面台の向かいにはシャワールーム。大浴場のあるホテルでは、湯舟のない浴室が増えていますね。
部屋の備品でアイロンやアイロン台があるのには驚きました。仕事で長期滞在のことも考えてのことでしょうか。また、浴衣の大きさが4種類(特大、大、中、小)用意してあるのはさすが。
マルスコイの夕食バイキングの種類は約80品!
お次はお楽しみの夕食バイキング。1階のレストラン「マルスコイ」でいただきます。ちなみに朝食会場も「マルスコイ」ですが、2階の方になります。間違えている人がちらほらいたので注意しましょう。
このホテルのバイキングの自慢は、なんといっても種類の豊富さ。知床やオホーツクを中心とした食材を使ったメニューが約80品もあるとか。
北海道産ホタテや知床チキンを使った食材等を中心にチョイス。右側のお寿司は職人さんが目の前で握ってくれます♪
こちらは天ぷら、鮭節塩ラーメン、ローストビーフ。こちらの3つはいずれも料理人さんが目の前で作ってくれるもの。自家製ローストビーフはオススメです!
最後にデザート。上のロールケーキは「特製流氷ロール」。中のクリームが流氷をイメージした青色に。
ファミリー層を意識してか、バイキングにキッズコーナーもあり、お子様も十分楽しめます。会場がとにかく広く、料理の数が豊富過ぎてどれを選ぶか迷ってしまいますね~。
ここのバイキングは季節によってメニューが変わります。今回は8月31日までの夏限定メニュー。一押しメニューをすべて網羅したつもりでしたが、冷製ポタージュは食べてなかったな…。
露天風呂付きの温泉や子どもが楽しめるプールも!
バイキングの次に楽しみなのは温泉ですね~。ここのホテルの大浴場はとにかく広い!
大浴場にはサウナや露天風呂!
大浴場にはさまざまな湯船のほか、サウナや露天風呂もあります。洗い場も多く、団体客にも対応できる数です。
大浴場の営業時間は14時30分から翌朝9時30分まで。ちなみに男湯は1階ですが、女湯は2階です(1階にも入口あり)。
私が注目したのはロッカー。荷物だけでなくスリッパも入れることができます。これでスリッパを間違えることもなくなりますね。
事前予約制となりますが、家族だけで楽しめる「家族風呂」もありますよ。当日フロントで予約でき、1時間2,200円で利用可能です。
プールは地下にあり
子どもも楽しめるように、地下にはプールもあります。営業は正午から午後9時まで。
更衣室がプールのわきにあり、ここで着替えることができます。
大浴場に引けを取らない広さのプール。子どもが思い切り遊べそうです。
小さいウォータースライダーもあり、楽しませる工夫が見られますね。
朝食は眺めのいい2階で
一晩をゆっくり過ごしたら、一日の始まりの朝食へ。朝食バイキングの会場は1階ではなく2階の「マルスコイ」になります。海を眺めながら食べる朝食は最高ですよ~!
海側の席は限りがあるので、開場直後でないと席の確保は難しいです。7時半~8時くらいになると混雑が落ち着くので、あえて遅く行くのもいいかも。
朝からイカの塩辛やマグロの漬けなど海鮮でお腹を満たしました。海鮮漬けをご飯にのせてお茶漬けにすることもできます。
左のフレンチトーストは目の前で焼いてくれるサービスあり。右のパンは札幌で有名な「morimoto」のパン。
ごはん・おかずももちろん美味しかったですが、パンのクオリティが高い印象でした。
シェントウジャンもあったらしいですが、気づかなかった…。それだけ種類が豊富ということですね。
知床第一ホテルのアクセス
知床第一ホテルは、斜里町のウトロ地区にあります。海沿いではなく、少し山側に入った高台に位置しています。
札幌から知床の各ホテルまで都市間バス(イーグルライナー)も1日1往復走っています。これなら乗り換えなしで早朝にはホテルの目の前!各ホテルで朝風呂+朝食の日帰り入浴セットプランが用意されています♪
知床第一ホテル付近のその他のホテル
北こぶし知床ホテル&リゾート
こちらも知床を代表するホテルの「北こぶし知床ホテル&リゾート」。ウトロ漁港の目の前に位置するこのホテルは、部屋から大浴場・サウナから見えるオーシャンビューの景色が素晴らしい。
知床第一ホテルがファミリー層向けならば、こちらは夫婦やカップルで落ち着いて過ごしたい方に最適。
まとめ
このページでは、知床ウトロ地区にある高級ホテル「知床第一ホテル」を紹介しました。
せっかく知床に泊まるなら、思い出に残る所に泊まりたいもの。知床第一ホテルは食事も施設も充実しているので、十分満足できると思いますよ。
コメント