JA摩周湖フェス2025|日本一早い新そば祭り!日程や摩周そばの販売方法は?

弟子屈町イベント

2025年、北海道・弟子屈町で長年親しまれてきた「そば祭り」が、JA摩周湖フェスの一環として待望の復活!

数年間の中断を余儀なくされていたそばの販売ですが、昨年は手打ち冷凍そばを使った「ぶっかけそば」を販売。そして今年は獲れたての新そばの販売が復活となります!

またこのイベントは、「たぶん日本で一番早いそば祭り」として知られており、新そばの香りや味を他に先駆けてダイレクトに体験できるのがこの祭りならではの醍醐味です。

この記事では、2025年のJA摩周湖フェスの日程や摩周そばの販売方法、アクセス方法まで徹底ガイドします。今年の秋旅は、“香り高いそば”と“雄大な摩周の自然”を味わいに、弟子屈へ出かけてみませんか?

【弟子屈町】JA摩周湖フェス2025の開催概要

出典:JA摩周湖公式ホームページ

JA摩周湖フェスは、北海道弟子屈町にて例年年9月上旬~中旬の週末に開催が予定されている秋の恒例イベントです。

フェスの目玉となる「手打ちそばの販売」では、摩周地域で収穫されたばかりの“新そば”を提供。できたてならではの香りとコシを味わえるのが魅力です。

基本情報

開催日程2025年9月13日(土)
開催時間11:00~16:00
会場・場所Aコープてしかが店前特設会場
(詳細地図は「会場へのアクセス」へ)
来場者数2023年:不明
2024年:不明
(参考…2012年:5,000人)
公式サイト・SNSJA摩周湖公式ホームページ

なぜ弟子屈町でそばが生産されているのか?

弟子屈町のJA摩周湖フェスで「新そばの提供」が行われるのは、地域のそば作りにまつわる以下のような背景と特徴があるからです。

  • そば栽培に適した自然環境
    • 冷涼な気候と昼夜の寒暖差が大きいことで、そばに風味と香りが凝縮
    • 火山灰土壌の水はけの良さが、栽培環境として最適
  • 摩周そばブランド化への取り組み
    • 2000年に摩周そば生産組合を設立し、地域一体で品質向上に取り組む
    • 「早刈り」「畑干し」「自然乾燥」により、青みがかったそばと豊かな香りを実現
  • 弟子屈町ならではの品種導入
    • 2006年に地元新品種「キタノマシュウ」を導入
    • 倒れにくく風に強い茎と、粘りのある粉質が特徴

このような背景により、弟子屈町は「そばの量より質」「農と旅の魅力の融合」を体現する、フェス開催にふさわしい土地なのです。

【2025年最新】JA摩周湖フェスでの新そば(摩周そば)の販売方法は?

JA摩周湖フェスの主役とも言える新そば(摩周そば)は、イベント当日、その場で茹で上げた“できたて”スタイルで提供されます。

ここでは、そばの販売方法・提供形態・完売予想・前売券の有無など、事前に知っておきたい情報を詳しくご紹介。

その場で味わう“できたて”提供スタイル

JA摩周湖フェスで提供される摩周そばは、持ち帰りや乾麺の販売ではなく、会場で茹でたてをその場で食べる“できたて一杯”方式が基本です。

使用されるのは、もちろん収穫したての新そば。火を通すことで立ちのぼる香ばしい風味と、つるっとしたのど越し、やや青みがかった色合いが特徴です。まさに“新そばの最前線”とも言える食体験がここにはあります。

また、座席を設けた飲食スペースも用意され、家族連れや高齢の方でも安心して食事が可能です。

新そばは限定1000食!価格と完売タイミングに注意

JA摩周湖フェスの名物「手打ち新そば」は、限定1000食という数量限定で提供されます。使用されるのは、収穫したて・挽きたての摩周産そばを、当日会場で茹で上げたもの。地元ならではの風味と食感を、最高の状態で味わえるのが最大の魅力です。

価格については、前回新そばを販売した際には600円で提供されていましたが、昨今の値上げ等を踏まえると700円前後となる見込み。

新そばは数量限定のため、13時〜14時頃には完売してしまう可能性も。「せっかく行ったのに食べられなかった…」という声も少なくありません。

確実に味わいたい方は、午前中に来場するのが鉄則。会場内にはそば以外にも地元グルメの屋台が並びますが、やはりこの新そばが目当てという方が多く、開始直後から長蛇の列になることもあります。

前売券の販売もあり!

JA摩周湖フェスでは、当日の混雑を避けるために「前売券」が用意されています。
この前売り券は、予約券ではなく支払いを簡略化する“食券”のような役割を持っています。

  • 前売券の基本情報
    • 金額:1セット1,000円(700円券+300円券)
    • 使用目的:金銭の受け渡しをスムーズにするための“食券形式”
    • 使用場所:そば販売を含む、会場内の屋台コーナーで利用可能
  • 販売場所
    • Aコープてしかが店
    • JA摩周湖2階事務所
  • 販売期間
    • 祭り前日の9月12日まで

JA摩周湖フェス2025の屋台グルメと会場の楽しみ方ガイド

JA摩周湖フェス2025では、新そばをはじめとしたグルメ体験に加え、地元の味覚が集まる屋台コーナーやキッチンカーの出店、来場者がゆっくり過ごせる特設飲食スペースなど、会場内の“食と過ごし方”にも注目が集まっています。

地元グルメ屋台の注目ラインナップ

🍖 摩周和牛系グルメ

  • 摩周和牛まん(昨年価格:600円)
    肉の旨みを丸ごと包み込んだ逸品。ふっくら生地とジューシーな餡のバランスが絶妙。
  • 摩周和牛串
    和牛の旨みをダイレクトに楽しめる贅沢な串焼き。ビールとの相性も抜群。

🐖 弟子屈ポーク系グルメ

  • 弟子屈ポークまん(昨年価格:400円)
    脂まで甘いと評判のブランド豚をたっぷり使用。手軽に頬張れる食べ歩きグルメとして人気。
  • 弟子屈ポークバラ串
    脂の甘みと肉のジューシーさが際立つ一串。焼きたての香りにつられてリピートする人も。

☕ その他注目グルメ

  • 摩周珈琲
    地元焙煎による香り高い一杯。そばを食べた後の締めにもぴったり。
  • 摩周珈琲アイス
    コーヒーの風味がしっかりと感じられる、大人向けのスイーツ。

出店するキッチンカーの紹介

  • ゴロチキカリー
    • オホーツクエリアを中心に活躍するキッチンカーで、本格スパイスカレーが人気。
    • 名前の由来となった「チキンゴロゴロ」の具材感と、スパイシーさのバランスが評判です。イベントで見かけたら、ぜひその旨味に驚くはずです。
  • ヨジゲンたい焼き
    • 通常営業では「たい焼き」がメイン、イベント時にはたこ焼きや揚げ物など多彩なメニューで登場。
    • パイ生地のたい焼きも人気で、「何でも出てくるヨジゲン」が合言葉です。
  • &waffle
    • 釧路エリアのイベントにたびたび登場する人気キッチンカー。
    • バブルワッフルや台湾フルーツティーなど、素材と見た目にこだわったスイーツが特徴です。
  • 石花木金(せきかもくきん)
    • 弟子屈産の摩周和牛や摩周ポークを炭火で食べられる焼肉店。
    • ジューシーでぱりぱりのウィンナーが入ったホットドッグや摩周和牛100%のハンバーグドックが人気。
  • GaRone(ガロネ)
    • 屈斜路エリアに2024年8月にオープンしたスイーツ系カフェ。
    • ソフトクリームやシェイクなど、地元素材を活かした軽食が魅力です。

特設飲食スペースと混雑の傾向

JA摩周湖フェス2025では、そばや地元グルメをゆっくり味わえるよう、来場者向けに特設の飲食スペースが用意されます。家族連れや年配の方にも優しい、落ち着いて食事ができる環境が整っています。

🍽️ 飲食スペースの特徴

  • 会場中央部周辺に、テーブル席が複数設置予定
  • 高齢者やお子様連れでも安心して利用できるレイアウト

🕒 混雑の時間帯と注意点

  • 混雑のピークは12時〜13時頃(そば・キッチンカーが混み合う時間帯)
  • 飲食スペースも満席になることが多く、相席や立食が必要になる場合もあり
  • ゆっくり食べたい方は11時台または13時半以降の利用がおすすめ

JA摩周湖フェス2025の駐車場・アクセス情報

JA摩周湖フェス2025の会場は、北海道弟子屈町にあるAコープてしかが店前特設会場
道東エリアの自然豊かな土地に位置しており、公共交通機関や車でのアクセスも可能です。

一方で、例年イベント当日は周辺道路や駐車場が混雑しやすいため、事前のアクセス計画が安心につながります。

JA摩周湖フェス2025の会場マップ・駐車場

会場Aコープてしかが店前特設会場
所在地〒088-3211 北海道川上郡弟子屈町中央3丁目7-12
駐車場あり(会場東側・道路向かい)

車・JRでのアクセス方法(釧路・中標津・摩周駅)

JA摩周湖フェス2025の会場は、弟子屈町のAコープてしかが店前特設会場です。
参加者の多くは近隣から自家用車を利用して来場します。以下に代表的なアクセスルートをまとめました。

🚗 釧路方面から(車)

  • 国道391号線を北上し、標茶町経由で弟子屈町へ
  • 距離:約75km、所要時間:約1時間30分

🚗 中標津方面から(車)

  • 道道13号線・国道243号線を経由して弟子屈町へ
  • 距離:約50km、所要時間:約1時間

🚉 JR釧網本線・摩周駅から(徒歩)

  • 最寄駅:JR摩周駅(フェス会場まで約1km、徒歩12分程度)
  • 徒歩でアクセス可能な距離にあり、駅からは案内看板が設置される年もあります
  • 本数が限られているため、時刻表の事前確認を推奨

まとめ|弟子屈の秋、新そばの香りとともに

北海道・弟子屈町で開催される「JA摩周湖フェス」は、地域の味覚と文化をまるごと楽しめる、まさに“秋のごちそう”が集うイベントです。中でも主役となるのは、1日限定1000食で提供される手打ち新そば。摩周の自然が育んだ風味豊かなそばを、その場で茹でたてで味わえるのは、この祭りならではの醍醐味です。

さらに、そばだけでなく地元食材を活かした屋台グルメやキッチンカーも充実。摩周和牛まんや弟子屈ポーク串、スイーツ系のワッフルやたい焼きなど、食べ歩きも楽しみのひとつです。飲食スペースや駐車場の整備も進んでおり、子どもからお年寄りまで誰もが安心して過ごせる環境が整っています。

地域に根ざした温かな雰囲気と、季節を五感で味わえる特別なひととき。
この秋は、摩周の大地で育まれた新そばの香りに包まれながら、心と体が喜ぶ休日を過ごしてみませんか?

この記事を書いた人

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定、2025年3月に北海道フードマイスター検定合格