年に一度の港町グルメの祭典「根室かに祭り」。どうせ行くなら、幻とも言われる花咲ガニを最高の状態で、心ゆくまで味わいたいですよね。
しかし、
「花咲ガニの値段はいくら?」
「どの屋台がおすすめ?」
「何時に行けば買える?」
といった疑問は、意外とネット上では探しにくいもの。
この記事では、根室かに祭りの屋台グルメと花咲ガニの値段、混雑状況や購入のコツを地元民視点で詳しく解説します。
【2025年】根室かに祭りの開催概要

- 日程:2025年8月30日(土)・31日(日)
- 会場:根室港特設会場
👉 根室かに祭りの開催時間やアクセス情報などの概要は「根室かに祭り2025日程・アクセス情報概要」へ
気になる花咲ガニの値段は?根室かに祭りで食べられるグルメは?

根室かに祭りでは、旬の花咲ガニを中心に、花咲ガニを使ったお祭り限定の料理や港町ならではの海鮮グルメが勢ぞろいします。
価格は例年の相場をもとにした目安で、仕入れやサイズによって変動します。
根室かに祭りの屋台グルメ(一部・2024年実績ベース)
グルメ(⭐:人気商品) | 価格目安 | 📍 地元民のおすすめポイント |
---|---|---|
⭐花咲ガニ (持ち帰り・お土産用) | 400g:1,800円前後 500g:2,000円前後 600g:3,000円前後 700g:3,500円前後 800g:5,000円前後 900g:5,500円前後 1.1kg~1.2kg7000円前後 ※1杯1,500円、3杯2,000円の訳あり商品も | サイズと価格を見比べて選ぶのがコツ お目当てのサイズは販売開始直後に購入がベスト |
⭐浜茹で花咲ガニ(1杯) | 3,000円 | 茹でたての香りと甘みが絶品 30分前から並ぶと確実にゲット |
焼き花咲ガニ(1皿) | 2,000円 | 香ばしさが格別 浜茹でより並びが少なめで狙い目 |
⭐花咲ガニてっぽう汁 | 500円 | 肌寒い午前中におすすめ 出汁が濃厚で体が温まる |
⭐カニめし | 800円 | ほぐし身たっぷりのご飯もの テイクアウトもできるのでおすすめ |
かにかま | 400円 3枚パック1,200円 | お土産に最適 まとめ買いもできる |
カニカレー | 700円 | 子どもも食べやすいカニ入りカレー 昼過ぎでも買いやすい |
カニピザパン | 600円 | 甘みのあるカニとチーズの相性抜群 おやつ感覚で楽しめる |
カニグラタン春巻き | 600円 | とろけるグラタンとカニの風味 できたては特に美味しい |
花咲ガニカレーパン | 600円 | 根室ならではのカレーパン 持ち帰りも容易 |
カニ出汁塩ラーメン | 800円 | 塩スープがあっさり系 寒い日や午前中におすすめ |
花咲ガニ和風スパゲティ | 800円 | 出汁の旨味がパスタに絡む 行列は少なめ |
花咲ガニ冷やし中華ラーメン | 800円 | さっぱり味で暑い日にぴったり 昼過ぎでも買える |
ホッカイシマエビ唐揚げ | 500円 | 殻ごとカリカリで香ばしい ビールと相性抜群 |
ホッカイシマエビ和風スパゲティ | 800円 | エビの甘みと出汁がマッチ 混雑も少なめ |
2025 #根室かに祭り 直販メニュー ※全て現金販売 ※()内は予定価格 【かに抽選券配布対象】・てっぽう汁(500円)・かにかま(400円)・かにカレーライス(700円)・かにピザパン(600円) 【抽選券対象外】・焼きかに(調整中)・ゆでかに(調整中 )・生ビール(700円)・北の勝(400円)・清涼飲料水(200円) pic.twitter.com/VnrkrTguxo
— 根室市観光協会 (@nemuro_kankou) August 13, 2025
📍 地元民のひとこと:2025年の根室かに祭りのメニューが一部公表されました。「てっぽう汁」や「かにかま」などの値段は、昨年と大きく変わっていないようです。(かにの値段は未公表)
根室かに祭り2025の人気屋台・グルメの混雑状況と購入のコツ
根室かに祭りの屋台は、販売開始から短時間で行列ができる人気店も多く、特に浜茹で花咲ガニやお土産用のカニは毎年人気です。
せっかく来たのに目当てのグルメが売り切れていた…という失敗を防ぐために、販売開始時間・混雑ピーク・売切れ予想を一覧表にまとめました。この表を参考に、効率よくグルメを確保してから会場を回るのがおすすめです。
●人気屋台・グルメの混雑目安
屋台・グルメ | 販売開始 | 混雑ピーク | 売切れ予想 | 📍 地元民が教える 購入のコツ |
---|---|---|---|---|
お土産用花咲ガニ | 1日目 8:00〜 2日目 7:00~ | 朝一〜午前中 | 昼頃(12:00頃) 在庫次第 | 開始30分前には並んでおく 会場で地方発送可 保冷バッグ持参推奨 |
浜ゆで花咲ガニ (ゆであげ実演) | 1日目 12:00〜 2日目 11:10~ | 販売開始直後~ | 昼すぎ(13:00頃) | 30分前には並ぶ 初日は特に早め到着を |
てっぽう汁 | 10:00頃~ | 10:00〜12:00 | 午後でも残る場合あり | 肌寒い午前中におすすめ 混雑時は並び時間あり |
カニめし | 10:00頃~ | 11:00〜12:30 | 午後でも残る場合あり | 昼前に確保すると売切れ回避 |
📍 地元民のひとこと:動画では、浜ゆで花咲ガニの調理や屋台グルメ、花咲ガニを販売しているイメージがわかります。混雑や購入の参考にしてください。
花咲がにの味は美味しい?まずい?地元民が知る情報
花咲ガニは、その独特な香りや味わいから「美味しい!」と絶賛される一方で、「まずい…」という声もあります。
実はこの評価の差、下処理や鮮度、食べ方によって大きく変わります。ゆでたてや地元店で調理されたものは、濃厚なうまみと甘みがひきだされており、おいしく感じるはず。
詳しい理由や、おすすめの通販・店舗などについては、特化記事【花咲ガニはまずい?旬・値段を知る地元民おすすめ根室産通販&食べられる場所】にまとめています。
一番美味しい時期はいつ?花咲ガニの旬と祭りの関係を解説

「どうせ食べるなら、一番美味しい時期に行きたい」。食通のあなたなら、そう考えるのは当然です。花咲ガニの「旬」と「かに祭り」の時期の関係について、深掘りしていきましょう。
花咲ガニが本当に美味しい旬の時期は8月〜9月
花咲ガニの漁期は7月〜9月と非常に短いのが特徴です。
その中でも、身がぎっしりと詰まり、濃厚な旨味が増す旬のピークは8月〜9月と言われています。
つまり、根室かに祭りが開催される8月末〜9月初旬は、まさに「旬のど真ん中」。一年で最も美味しい花咲ガニが水揚げされる、最高のタイミングなのです。
なぜ「かに祭り」で食べるカニは格別なのか?その理由とは
旬の時期ならどこで食べても美味しいのでは?と思うかもしれませんが、祭りで食べるカニが格別な理由は3つあります。
- 鮮度が違う: 水揚げされたばかりのカニが、港から直送で会場に並びます。この鮮度は産地ならでは。
- プロが茹でる: 各水産会社の職人が、絶妙な塩加減と時間で一気に茹で上げます。家庭では真似できないプロの味です。
- 最高の雰囲気: 港の潮風、会場の熱気、そして周りの人々の笑顔。この雰囲気が、カニの味を何倍にも美味しくする最高のスパイスになります。
「旬の頂点を味わう」という今回の旅のテーマにとって、根室かに祭りはまさに最高の舞台と言えるでしょう。
【2025年】根室かに祭りの屋台を楽しむための持ち物

根室かに祭りは港町ならではの環境やグルメが魅力ですが、その分ほかのイベントとは違う持ち物が役立ちます
ここでは、「あれを持ってくればよかった…」とならないために、根室かに祭り特有の持ち物だけを紹介します。一般的な北海道の夏のイベントでの持ち物は、別記事【持ち物完全ガイド】でまとめています。
根室かに祭りならではの持ち物リスト
✅ 保冷バッグ(クーラーボックス)+保冷剤
お土産用の花咲ガニを持ち帰る際に必須。特に遠くから来る方は忘れずに。
✅ 手袋(軍手または調理用)+はさみ
花咲ガニを現地で食べる人向け。殻むきの際に手を保護&カニのにおいうつり防止。
✅ ウェットティッシュ or 手拭きタオル
カニ料理を食べた後の手拭き用。ベタベタが気になる人や子どもと一緒の場合は必携。
✅ 現金・小銭
会場ではキャッシュレス不可の屋台が大多数。現金を多めに持って行く方が吉。
夏の北海道の旅行・イベントの持ち物
夏の北海道旅行で必要な持ち物は以下のサイトでまとめています。
👉 夏の北海道旅行に必要な持ち物・持って行けばよかったものは「北海道旅行に必要な持ち物」へ
根室かに祭り2025のよくある質問まとめ
- Q雨天でも開催されますか?
- A
基本は雨天決行、荒天時は中止・変更の可能性あり。 最新情報は公式Facebookをご確認ください。
- Q購入した花咲ガニは持ち帰れますか?
- A
持ち帰り可能です。 クーラーボックス+保冷剤2〜3個を推奨。その場で食べる場合は、軍手・ハサミもあると安心。
- Qかに販売はいつから並べばいい?
- A
初日は8:00開始・2日目は7:00開始。 いずれも開始30〜45分前から並ぶと目当てを取りやすいです。
※記載内容は執筆時点の情報です。最新の開催可否・スケジュールは公式Facebookをご確認ください。
筆者のつぶやき

2025年8月30日、31日の2日間に根室市で「根室かに祭り」が開催されます!
この祭りのメイングルメはもちろん花咲ガニ!浜ゆでの花咲ガニのほかに、花咲ガニてっぽう汁やカニめし、カニカレーにカニ出汁塩ラーメンなどなど、このお祭りでしか食べられないグルメがいっぱいですよ。

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定、2025年3月に北海道フードマイスター検定合格。
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