釧路市のふくしま医院で工事をしているみたいだけど、何になるのかしら?
どういった施設になるのか詳しく知りたいわ。
釧路出身の建築家、毛綱毅曠(もづなきこう)氏が設計した釧路市の旧ふくしま医院の建物が、2025年1月に宿泊施設「霧ノ音-KIRI NO OTO-」としてリニューアルします。
この建物は、ふくしま医院として2000年に施工されたものですが、2023年7月に閉院となり売りに出されていました。そこで、酒類卸販売の株式会社五明が建物と土地を取得し、1棟貸しの宿泊施設「霧ノ音-KIRI NO OTO-」としてリニューアル。
一棟貸し料金は平日1泊12万円からで、最大で16人まで宿泊可能となる予定で、来年1月から予約を受けつけるとのことです。
霧ノ音 -KIRI NO OTO-のリニューアルの概要
霧ノ音 -KIRI NO OTO-の特徴・リニューアルの内容
宿泊料金
一棟貸し料金は平日1泊12万円からで、最大で16人まで宿泊できます。宿泊客のターゲットは、主に国内外の富裕層。
建物内の設備
居室は全4室あり、各居室にはコンセプトを持たせて霧や湿原、夕日をイメージした内装に仕上げ、それに合わせたアートも飾っています。
また、入口にはアイヌ語で居室名を表記。例えば2階の居室は「ATUY(アトゥイ)」という名前になっており、室内は航海を渡るイメージに仕上げています。
※「アトゥイ」…アイヌ語で「海」
1階にはキッチン、リビング、浴室のほか、ランドリーが備えられており、キッチンにシェフを呼んで料理を作ってもらうこともできる設備が整っています。また市内の「炉ばた居酒屋はたご家」と提携しているため、ケータリングも可能です。
ドリンク飲み放題(約30種類)
建物を取得した株式会社五明は、元々は酒類卸販売の企業。
酒類の取り扱いの豊富さが同社の強みで、ビールや日本酒、ソフトドリンクなど約30種類が用意されており、宿泊者には飲み放題で提供されます。
毛綱氏の版画
建物内には毛綱氏の版画が至る所にあり、ホールの壁には巨大な版画が飾られています。もちろん、ホールだけでなく居室や階段周辺にも。
株式会社五明 ホームページ
アクセス
●施設名 | 霧ノ音 -KIRI NO OTO- |
●所在地 | 〒085-0835 北海道釧路市浦見4丁目2−23 |
●駐車場 | あり |
筆者のつぶやき
2025年1月に、釧路市の旧ふくしま医院が宿泊施設「霧ノ音 -KIRI NO OTO-」としてリニューアルします。
1棟貸しの宿泊施設で、料金が1泊12万円からと庶民にはなかなか手が出ない価格ですが、有名建築家の毛綱毅曠氏の設計した建物とあって、オシャレな宿泊施設になりそうです!
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