北海道の「氷平線」が最近人気みたいだけれど、どんな絶景を見ることができるんだろう?ツアーにも参加してみたいけど…、
北海道の冬はとても寒いので、道路や湖が凍ることが多々ありますが、野付半島では海が凍ることがあります。広い海が凍り、見渡す限り氷の海が続くことから「氷平線」と言われています。
この氷平線の上を歩くツアーや、ソリに乗ることができるツアーも企画されており、年々観光客が増えています。
海が凍ることは全国的に珍しく、氷の大地が広がることでトリック写真も撮影できることから、写真映えするのでSNSでも人気!
このページでは、氷平線の概要や氷平線ウォーク、氷平線ソリツアーなどについてお伝えします!
氷平線とは?
野付半島と陸に挟まれた内海が凍ることによりできる現象です。
文字通り、水平線のように凍り付いた海と空の境をなす線のことです。
氷平線ができる野付半島とは?
北海道東部、知床半島と根室半島の中間にある、オホーツク海に腕を伸ばすような形をした半島です。全長26㎞、海流により運ばれた砂が長年に渡って堆積して作られた、日本最大の「砂嘴(さし)」です。
氷平線のでき方
氷平線は、例年12月頃から凍りはじめ、1月から3月中旬がシーズンです。
野付半島は内海のため、寒い外気に触れることで、広い海が一面凍ってしまいます。
氷平線ウォークとは?
氷平線ウォークは、例年1月中旬から3月上旬に行われています。海の結氷状況で開催時期が変わるので、チェックしておきましょう!
氷平線ウォークツアーの概要
今冬のツアー詳細はまだ発表されていません。内容が判明したらこのページに掲載します。
参考までに昨年は、トドワラまで歩く「トドワラ・氷平線ウォークツアー(2時間)」と、トリック写真がメインの「ミニウォーク(1時間)」がありました。
料金は、「トドワラ・氷平線ウォークツアー(2時間)」が大人4,500円(小学生半額)、「ミニウォーク(1時間)」が 大人2,300円(小学生半額)です。
どちらも、野付半島ネイチャーセンターにて予約、12月以降受付開始の予定です。
フォトジェニックな写真が撮れる!
360度見渡す限り氷の風景なので、遠近感を利用して行うトリック写真が撮影できます。
前の人の手のひらに後ろの人が乗ったり、後ろの人が前の人の足で踏まれそうになったりと、アイデアいっぱいの写真が楽しめます。
氷平線ソリツアーとは?
氷平線ソリツアーは、例年1月中旬から3月上旬に開催されています。詳細な日付や期間はここで確認しておきましょう。
氷平線ソリツアーの概要
こちらも、今冬のツアー詳細はまだ発表されていません。内容が判明したらこのページに掲載します。
参考までに昨年は、トドワラに行く「氷平線ソリツアー(40分)」と、「氷下待ち網漁見学ツア-(90分)」がありました。
料金は、「氷平線ソリツアー(40分)」が大人4,000円(小学生半額)、「氷下待ち網漁見学ツア-(90分)」が大人6,000円(小学生半額)です。
どちらも、野付半島ネイチャーセンターにて予約、12月以降受付開始の予定です。
ソリツアーで冬の漁を見学!
「氷下待ち網漁見学ツア-(90分)」では、野付湾内で伝統的に伝わる氷下待網漁を見学します。
氷下待網漁は、氷の下に小型の定置網を仕掛けてコマイなどを獲る、この地方ならではの漁法のこと。
運がよければ、漁にあつまるオオワシ・オジロワシを間近で見ることができるかもしれません。
野付半島ネイチャーセンターの概要
冬の野付半島の拠点となる、野付半島ネイチャーセンターについてはこちらで紹介!
場所
●住所 〒086-1645 北海道野付郡別海町野付63番地
●駐車場 あり(バス10台、乗用車50台)
●問い合わせ先 野付半島ネイチャーセンター TEL0153-82-1270
●ホームページ 野付半島ネイチャーセンター
営業時間
施設の営業時間は、4月~9月が9:00~17:00、10月~3月が9:00~16:00です。
売店は9:00~16:00、レストランは10:00~15:00(ラストオーダー14:30)の営業です。
おすすめするお土産・食べ物は?
売店では、別海町の牛乳を使った乳製品やソフトクリーム(10月末まで)、トドワラや打瀬舟をモチーフにしたお土産を購入できます。
「レストランNOTSUKE」では、別海町のホタテを使ったハンバーガーや、イクラなどの海鮮丼、ラーメンがいただけます。
別海町のご当地グルメ「別海ジャンボホタテバーガー」は、道産小麦で作られた四角いバンズと、春巻きの皮に包まれた野付産のジャンボホタテを使うのがルールです。ふわふわのバンズとサクサクのホタテの組み合わせが人気です。
野付半島ネイチャーセンターまでのアクセス方法
自家用車で
釧路市内から
釧路市内からは、国道272号を経由し134㎞、約2時間20分です。
釧路空港から
釧路空港からは、国道38号・272号を経由し144㎞、約2時間半です。
中標津空港から
中標津空港からは、国道272号を経由し40㎞、約40分です。
野付半島付近のおすすめホテル
野付半島付近で宿泊するなら、以下のホテルがおすすめ!
尾岱沼温泉シーサイドホテル
「尾岱沼温泉シーサイドホテル」は、野付半島に面したホテルです。
ナトリウム塩化物泉の温泉で、露天風呂からは野付半島や国後島の眺望が楽しめます。
料理は、近海の海の幸をメインとした会席料理をいただけます。
湯宿だいいち
野付半島から車で1時間、「湯宿だいいち 」は中標津にある山間の温泉宿です。
源泉かけ流しの温泉で、川沿いの混浴露天風呂を含め、男女合わせて11もの露天風呂と6つの内湯があり、温泉を満喫できます。
和室、洋室、温泉露天風呂客室と、好みの客室タイプを選べるのもうれしいところです。
氷平線に関連する質問
氷平線に関するQ&Aをまとめました。ここで氷平線の疑問を解決!
氷平線とは何ですか?
野付半島と陸に挟まれた内海が凍ることによりできる、水平線のように凍り付いた海と空の境をなす線です。
「氷平線」の読み方は?
「ひょうへいせん」と読みます。
野付半島は凍りますか?
はい、野付半島は凍ります。
海が凍る条件は?
1月から3月中旬になると、内海のため寒い外気に触れることで、広い海が一面凍ってしまいます。
まとめ
ここでは、氷平線の概要や氷平線ウォーク、氷平線ソリツアーについてご紹介しました。
氷平線は、条件が整わないと見ることができない絶景です。最も寒い時期にツアーが開催されますので、温かくしてお出かけくださいね!
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