11月16日午前6時半頃、北海道厚岸郡厚岸町の沖合で、ホッキ漁の網に砲弾のようなものが入っているのを漁師が発見しました。
砲弾を発見した漁師は、砲弾の発見後に漁業組合に連絡を取り、漁協の関係者が厚岸署へ相談に訪れたということです。
砲弾は旧日本軍の105ミリ高射砲弾とみられており、同日午後6時頃に陸上自衛隊に回収されました。
砲弾の長さは約104センチ、直径約15センチで、回収されるまでに漁港の停泊中の船に置かれていたため、一時半径200メートルの住民に避難指示が出されました。
不発弾は年間どれくらい処理されている?
防衛省によると、2023年の1年間に日本全国で処理された不発弾は2,348個とされています。
その中で多いのが沖縄県で、441個で全体の約19%を占めています。過去5年間においても毎年1.000個以上の不発弾が処理されており、半分近くが沖縄県内となっています。
不発弾を見つけたらどうする?
戦争で使われた不発弾は、すでに安全装置等が解除されているものが多く、少しの振動でも爆発する可能性があります。
不発弾や不発弾らしきものを見つけたら、絶対に近づかず、すぐに最寄りの警察署などへ通報してください。
不発弾発見時の三原則
①さわらない
②うごかさない
③警察に相談する
(沖縄県ホームページ)より引用
筆者のつぶやき
keimei
不発弾は地中だけでなく、海中にも残っているとも言われていますが、まさか漁の網に入るとは驚きです!
今回は、現場にいた方が迅速に対応したおかげで、不発弾が適切に処理されたようなので安心しました。
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