冬の北海道といえば、雪の積もった大地に凍えるような冷たい風が吹き荒れ、とても観光するようなところではない…とお考えですか?
実際にそういった日もありますが、冬の北海道は冷たい空気や雪が織りなす本州とは一味違った光景を目の当たりにすることができます。
そんな光景を見たいけど、寒すぎて長時間外にいられないという方におすすめしたいのが、観光船や観光列車。
船内や車内なら暖かいので寒さも心配なし!観光船や観光列車では、船内や車内にいながら冬の北海道の素晴らしい景色を堪能できます!
このページでは、冬の北海道旅行におすすめしたい観光船や観光列車を、ランキング形式でご紹介します!
1位 流氷観光砕氷船おーろら
北海道冬の観光といえば流氷。網走港から出航する「流氷観光砕氷船おーろら」は、年間約15万人もの人が乗船する大変人気のあるクルーズ船です。
船外に出て流氷を観察することもできますが、船の中から見ることも可能。流氷を見られる期間が比較的長い網走周辺を航海するため、流氷を見ることができる可能性は高いです。
また、流氷の最盛期には、日没直前から出航するサンセットクルーズも運航されており、青白いライトに照らされる流氷は日中と違った雰囲気を醸し出してくれます。
女満別空港からおーろらの乗船口である道の駅まで直通バスが運行されるため、北海道外から訪れやすい観光スポットと言えます。
2位 SL冬の湿原号
釧路湿原を縦断する釧網本線で運行される「SL 冬の湿原号」。1月~3月のみの運行で、なおかつ希少な SL が客車をけん引するということもあり、 この SL 見たさに全国からたくさんの人が訪れます。
そして、桁違いのスケールの自然が広がる釧路湿原をSLが走るロケーションがまさに日本離れしています。湿原の中を走る SL の光景を撮影するために、釧路湿原を訪問するアマチュア写真家も多くいるのもうなずけますね。
運が良ければ、途中停車駅である「茅沼駅」周辺で特別天然記念物であるタンチョウヅルを見ることができることも。
2022年には客車がリニューアルされており、今後も人気は続きそうです。
3位 オホーツク・ガリンコ号
紋別港から出航する流氷砕氷船で、年間約5万人ほどの観光客が利用する「ガリンコ号」。船の重みで氷を砕く網走のおーろらと違って、ドリルで氷を砕きながら進む砕氷船です。
おーろらよりは船はコンパクトですが、より流氷を近くに見ることができ、ガリガリと氷を砕きながら進む光景は迫力があります。
日中の運行の他にサンライズクルーズとサンセットクルーズがあり、雰囲気の違う流氷観光も楽しめるので、1日に2回乗船する人もいるのだとか。
近くにオホーツク紋別空港があり、首都圏からも容易にアクセスが可能です。
4位 羅臼流氷・バードウォッチングクルーズ
天然記念物であるオジロワシ、オオワシを間近で見ることができる「羅臼流氷・バードウォッチングクルーズ」。50人程度が乗車できる小型船で巡航するため、目の前で動物を見ることができ、迫力満点のクルーズを楽しめます。小型船ですが、船室もあるため中は温かいです。
羅臼町は知床半島の東側に位置しているため、流氷がやってくる時期は短いですが、オジロワシとオオワシを同時に見られることは世界的にも珍しいため、バードウォッチングが盛んなヨーロッパから多くの人が訪れています。
写真撮影をしたい方には特におすすめできるアクティビティですが、バードウォッチングに興味が無くても、オジロワシやオオワシの美しく雄大な姿には誰もが目を奪われることでしょう。
5位 流氷物語号
オホーツク海を間近に見ることができる網走から知床斜里を往復する観光列車「流氷物語号」。SL冬の湿原号と比較すると知名度は低いですが、流氷が押し寄せるオホーツク海ギリギリを走る列車として、徐々に知名度を上げています。
網走駅や知床斜里駅では乗客への歓迎イベントが行われたり、途中停車駅である北浜駅や浜小清水駅では写真撮影や買い物の時間が設定されたりなど、冬のオホーツクの魅力をたっぷり体感できる観光列車となっています。
SL冬の湿原号と同じく釧網本線で運行されるため、セットで乗車するツアーも組まれており、今後人気が出てくるかもしれません。
まとめ
ここでは、観光船・観光列車のおすすめ人気ランキングについてご紹介しました。
北海道の冬の観光船・観光列車は大変人気があるため、週末や3連休は予約でいっぱいになってしまうことも。早めに予定を立てて予約を取ってしまったほうが安心ですね。
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