
支笏湖氷濤まつりに行ってみたいけど、会場までどうやって行ったらいいのかしら?冬の車の運転は心配だから、バスで行きたいけれど…。
北海道を代表する冬のイベントのひとつ、支笏湖氷濤まつり。水質日本一にも輝いたことがある支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹きつけて作られた氷像の数々は、訪れた人々を氷の世界へと導きます。
「支笏湖ブルー」と呼ばれる湖水で作られた氷像は、昼には「ナチュラルブルー」と呼ばれる淡い青色に輝き、夜にはさまざまな色にライトアップされてとても幻想的。
ただし、このイベントは冬に開催されるため、雪道を運転しなくてはいけません。さらに支笏湖は山間部に位置するため、道路は間違いなく凍結しているので運転にも気をつけたいところです。

支笏湖氷濤まつりへの会場までは、千歳駅から路線バスが出ています。札幌発着の日帰りバスツアーもあるので、運転に自信のない方は利用するといいかも!
このページでは、支笏湖氷濤まつりの見どころやアクセス方法、バスでの行き方についてご紹介します。
・支笏湖氷濤まつりへ行ってみたい
・支笏湖氷濤まつり会場へのアクセス方法を知りたい
・支笏湖氷濤まつりのバスツアーの内容を知りたい
支笏湖氷濤まつりの概要

このお祭りの見どころは、「氷の美術館」と言われる各々の氷像の美しさ。支笏湖の湖水が生み出す氷像の色合いは、このお祭りならではの美しさです。
夜にはライトアップが行われ、氷像が美しく輝く光景も目の当たりにすることができます。
支笏湖氷濤まつり(2023年)の開催期間
2023年の支笏湖氷濤まつりの開催期間が発表されました。例年通り1月末から2月23日(天皇誕生日)まで開催される予定です。
<2023年支笏湖氷濤まつりの開催期間>
●開催期間:2023年1月28日(土)~2月23日(木・祝)
●開催時間:10:00~20:00
※ライトアップは16:30~20:00
支笏湖氷濤まつりの会場は?
支笏湖は札幌市街地から南へ約50km(車で約1時間10分)ほどの距離にあります。支笏湖は冬以外にも釣りやカヌー、カヤックなどで多くの人が訪れる北海道有数の観光地です。
<支笏湖氷濤まつり会場の概要>
●住 所 | 〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉 (支笏湖氷濤まつり会場【千歳川沿い】) |
●アクセス | ・札幌市街地から車で約1時間5分(約50km) ・新千歳空港から車で約40分(約30km) ・新千歳空港からバスで約1時間(片道1,050円) ※新千歳空港~支笏湖の時刻表(北海道中央バス) |
●駐車場 | あり(500円) |
●売 店 | なし |
●入場料金 | 高校生以上500円(中学生以下無料) |
●開催時間 | 10:00~20:00(ライトアップ 16:30~20:00) |
●HP 問合せ | 千歳・支笏湖 氷濤まつり 0123-23-8288(支笏湖まつり実行委員会) |
氷濤まつりの駐車場は?
氷濤まつりに車で行く場合、支笏湖周辺には冬期間無料開放されている駐車場が複数ありますのでそちらを利用するとよいでしょう。
特に支笏湖ビジターセンター南側の駐車場は祭り会場から近く、無料で利用できることが利点です。なお、これらの駐車場は12月1日~3月31日まで無料開放されていますが、それ以外の期間は1日410円かかります。
【氷濤まつりの駐車場】
●支笏湖周辺の駐車場は12月1日~3月31日まで無料開放!
●支笏湖ビジターセンター南側の駐車場が祭り会場から近い!
会場へのアクセスはバスがおすすめ!

各地から氷濤まつり会場へは車でも行くことができますが、真冬の運転は気を使いますし、駐車場の心配もあります。雪道の運転に自信がない人や、普段あまり運転していない人はバスがオススメです。また、札幌からは日帰りツアーも組まれているので、ツアーを利用するのも手。
札幌からのアクセス
支笏湖は札幌からも近く、比較的訪れやすい観光地。日帰り圏内であるため、時間がない人でも十分楽しめます。
車の場合
札幌からは国道453号を南へ下り、約1時間5分ほどで支笏湖まで行くことができます。冬は道路に雪が積もっているため、時間にはもう少し余裕を見たほうが良いでしょう。
【札幌から支笏湖まで車で行く場合】
所要時間 | 約1時間5分 |
走行距離 | 約50km(国道453号経由) |
料 金 | ガソリン代(or レンタカー代) |
注意事項 | 山間部を通るため、天候や圧雪道路に注意 |
鉄道+バスの場合
車を使わない場合、千歳駅までJRで行き、そこからバスに乗って支笏湖まで行くことになります。千歳駅前から支笏湖までのバスは1日わずか4往復。時間をしっかり確認することをおすすめします。
札幌駅から千歳駅まで快速エアポートで約30分、千歳駅前から支笏湖までバスで約50分かかるので、乗り継ぎの待ち時間を考えると、1時間半~2時間ほどみておいた方が良いでしょう。
【札幌から支笏湖まで電車+バスで行く場合】
所要時間 | 約1時間30分~2時間 |
走行距離 | 約70km(JR+バス) |
料 金 | JR 970円(札幌~千歳) バス 950円(千歳駅前~支笏湖) |
注意事項 | バスが1日4往復のため時刻表を要確認 ※新千歳空港~千歳駅前~支笏湖の時刻表(北海道中央バス) |
新千歳空港からのアクセス
北海道外から来る人にとっては、空港から直接支笏湖に向かう人もいるでしょう。レンタカーで行くこともできますが、雪道の運転に自信がない方はバスを利用することを考えたほうが良いです。
車の場合
新千歳空港からは、いったん千歳市街中心部に出た後に道道16号線を西へ向かうと、約40分ほどで支笏湖に到着します。もちろん雪道であることを考慮して、余裕を持って行動した方が良いでしょう。
【新千歳空港から支笏湖まで車で行く場合】
所要時間 | 約40分 |
走行距離 | 約30km(道道16号経由) |
料 金 | ガソリン代(or レンタカー代) |
注意事項 | 山間部を通るため、天候や圧雪道路に注意 |
バスの場合
新千歳空港からは支笏湖までは北海道中央バスが路線バスを運行しており、新千歳空港から支笏湖まで1時間程度で結んでいます(前述した千歳駅前~支笏湖と同じバス)。
新千歳空港バスターミナルの停留所は数多くありますが、支笏湖行は28番から発車します。同じターミナルから異なる行先のバスもでるため、「支笏湖」行きであることを必ず確認しましょう!
【新千歳空港から支笏湖までバスで行く場合】
所要時間 | 約1時間 |
走行距離 | 約30km(北海道中央バス) |
料 金 | 1,050円(新千歳空港~支笏湖) |
注意事項 | バスの停留所を確認(28番のりば) バスが1日4往復のため時刻表を要確認 ※新千歳空港~千歳駅前~支笏湖の時刻表(北海道中央バス) |
支笏湖氷濤まつりの日帰りバスツアー

氷濤まつりの夜のライトアップを楽しむのならば、札幌発の日帰りバスツアーがおすすめ!
車の運転を気にせず、氷濤まつりの雰囲気を存分に楽しめます。また、日帰りなので料金も4,000円からと格安。雪道の運転に自信のない方や本州から来る方は一度検討してみては?
【札幌からの日帰りバスツアー】
所要時間 | 約5~6時間(祭り会場散策時間含む) |
走行距離 | 約50km |
料 金 | 4,000円~(札幌市内ホテル出発・入場料含む) |
注意事項 | 参加人数が少ない場合、ジャンボタクシーで運行する場合あり |
氷濤まつりはどんな服装で行けばいい?
氷濤まつりの会場は屋外なので、気温が氷点下20度くらいまで下がることがあります。帽子やカイロ、手袋は必需品。とにかく暖かい服装で会場に向かいましょう!
また、会場は雪や氷で覆われているので、スニーカーなどの夏靴は禁物。冬用のブーツを用意したほうが絶対にイイです。
まとめ
ここでは、氷濤まつりのアクセス方法やツアーについてご紹介しました。
●氷濤まつりが開催される支笏湖は、札幌から日帰り圏内だが雪道に注意!
●日中ならば、本数は少ないが新千歳空港や千歳駅前から路線バスあり!
●夜のライトアップを見たいならば、バスツアーがおすすめ!
太陽の光に照らされて輝く、「支笏湖ブルー」の氷像も見ものですが、日没後のライトアップもなかなか見ごたえがあります。訪れる時間帯に合わせて、上手に交通機関を利用しましょう!
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