3月も下旬に入り、そろそろ流氷の季節も終わりに近づいてきましたが、知床羅臼や野付半島付近は3月22日頃まで流氷が楽しめそうです。
3月17日に帯広や釧路などの道東地方に大雪をもたらした低気圧の影響で、強烈な北西の風が吹き、流氷が羅臼と国後島付近に流れ込みました。さらに風に乗って野付半島の方まで流れた流氷もあるようです。3月16日頃になくなると思われていた羅臼の流氷ですが、この北西風によって22日頃までとどまる予想です。
一方、網走や知床ウトロの流氷はかなり少なくなっており、20日頃にはほぼなくなる予想となっています。
3月23日以降は、南に高気圧、北に低気圧がある状態となり、南風が吹いて流氷は後退していく模様。羅臼では3月25日頃になると沖合からも流氷がなくなってしまう予想です。
2025年の流氷状況(紋別・網走・知床羅臼・根室)

2025年の各地域の流氷初日、流氷接岸は以下のとおりです。
場所 | 2025年の流氷状況 | 備考 |
---|---|---|
紋別市 | 流氷初日:2月1日 | 昨年(1月19日)より13日遅い 平年(1月24日)より8日遅い |
流氷接岸:2月14日 | 昨年(1月26日)より19日遅い 平年(2月8日)より6日遅い | |
網走市 | 流氷初日:2月15日 | 昨年(1月19日)より27日遅い 平年(1月22日)より24日遅い |
流氷接岸:2月17日 | 昨年(1月22日)より26日遅い 平年(2月4日)より13日遅い | |
羅臼町 | 流氷初日:2月25日 | 昨年(2月5日)より20日遅い 平年(2月7日)より18日遅い |
流氷接岸:3月7日 | - | |
根室市 | 流氷初日:3月4日 | 昨年(2月7日)より25日遅い 平年(2月11日)より21日遅い |
羅臼・野付半島の流氷はいつまで見られる?

羅臼では3月22日頃まで国後島との間に流氷が点在する状況が続く予想のため、流氷バードウォッチングが楽しめそうですが、これが最後のチャンスかもしれません。気象庁の海氷予想図では、流氷の予想を公開しているので、それを元にすると流氷の予想は以下のとおりとなります。
網走の流氷予想
・3月20日頃に沖合にあった流氷が徐々に北へ離れる
・3月22日頃に陸地から流氷が見えなくなる
知床ウトロの流氷予想
・3月20日頃まで流氷が陸地の近くにある状況が続く
・3月21日以降は沖合の流氷が北へ離れる
・3月23日以降は陸地から流氷が見えなくなる
知床羅臼の流氷予想
・3月20日頃まで国後島と羅臼の間に流氷がとどまる状況が続く
・3月21日以降は流氷の数が少なくなるものの羅臼付近に流氷がある状態が続く
・3月23日以降は流氷が沖合の方へ流され、25日頃には見えなくなる
野付半島の流氷予想
・3月20日頃まで野付半島北側付近に流氷がある状態が続く
・3月21日以降は徐々に流氷が北側へ離れ、流氷が少なくなる
・3月23日以降は流氷が沖合の方へ流される
ライブカメラで流氷の状況を確認

各地に流氷が観測できるライブカメラが設置されており、現在の流氷状況を確認することができます。
網走
知床ウトロ
知床羅臼
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筆者のつぶやき

知床羅臼は3月22日頃まで流氷が楽しめる予想ですが、おそらくこれが流氷が見られる最後のチャンスと思われます。網走やウトロ付近は3月20日まで流氷を見ることができると思いますが、それ以降流氷がほとんどなくなってしまう予想です。

keimei
大阪府出身、北海道に移住して12年目。道内各地を転々とし、現在は道東に在住。2024年12月に北海道観光マスター検定合格。
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