夏に2泊3日で知床を観光する予定だけど、おすすめの観光スポットはどこなんだろう?どうやって回ったら効率がいいのかな?
夏でも涼しさを感じられる北海道は人気の観光エリアですが、世界遺産に登録された「知床」は知名度の高さもあって多くの人が訪れる人気のスポット。
自然あふれる景色やクルージング、温泉など魅力たっぷりの知床ですが、限られた時間の中でどこを観光したらよいか迷ってしまいますね。
2泊3日で知床すべてを網羅するにはなかなか難しいですが、「これは外せない」と思われるスポットを選んでモデルコースを作りました!
そこで、知床の日帰り旅行圏内に在住している私が、2泊3日で知床を存分に楽しめるモデルコースをご紹介します!
知床への行き方・アクセス
知床に行くには、飛行機で「女満別空港」または「中標津空港」を利用する方法が一般的です。ともに知床まで車で1時間30分ほどで到着できます。
女満別空港を利用
女満別空港と中標津空港、どちらを利用するかですが、飛行機の充実度でいうと女満別空港のほうが本数が多いので、第一選択はこちらになるでしょう。
近くの空港から女満別空港行きの飛行機が無い場合、飛行機の乗り継ぎを活用する手があります。同一の航空会社なら乗り継ぎ運賃(ANAならバリュートランジット)が設定されているので利用するのもアリ。
レンタカーを借りる
女満別空港から知床までは、「レンタカー」もしくは「バス」の2択になりますが、車が運転できるなら時間の融通が利くレンタカーがおすすめ!
女満別空港周辺にはレンタカー会社が多くあるので、すぐにレンタカーを借りることができます。
夏の観光シーズンは、レンタカーの使用率もぐんと上がるので予約は必須!旅行の日程が決まったらすぐに予約しておきましょう!
知床までのアクセス
女満別空港からホテルなどが集まっている知床のウトロ地区までは、寄り道をしなければ車で約1時間20分ほど。
そこに行くまでの行程でも見どころが多い地域なので、寄り道しながら知床まで向かいましょう!
知床へ続く国道からは、天気が良ければ目の前に斜里岳や知床連山が見える絶景が広がります!
2泊3日知床観光モデルコース
1日目
1日目は、女満別空港から宿泊地である知床ウトロ地区に向かいながら、観光名所を巡るコースです。午前中に到着する場合と、午後になる場合の2パターンでコースを作成しています。
- 9:00
(13:00)女満別空港空港でレンタカーを借りて、いざ知床へGO!
- 10:00
(14:00)6月中旬から7月にかけて花が咲き誇る時期の景色は、まさに自然の楽園。近くでは馬が放牧されており、のんびりした雰囲気を楽しめます。
- 11:00
(15:00)天に続く道まるで天にまで伸びているように見える、全長約28kmの真っすぐな道路。いかにも北海道らしい写真スポットとして人気です。
keimei天気の良い日中は青空に向かう道が、夕方は夕陽に向かって伸びる道が絶景!
- 12:00
(16:00)オシンコシンの滝日本の滝100選や知床八景のひとつに数えられているダイナミックな滝。水量の多いときには、滝見台に水しぶきがかかるくらい勢いのある滝です。
- 12:30
(ー)知床の情報が満載のレストランを併設した道の駅。ホッケや鮭の親子丼が看板メニュー。
- 14:45
(ー)カムイワッカの滝まで運航する観光船。運が良ければヒグマを海上から見ることができるかもしれません。
keimei観光船に乗るには予約が必要です!また、海が荒れると欠航になるので、ホームページで確認しておきましょう!(知床観光船おーろらHP)
- 17:00
(17:00)プユニ岬展望台ウトロの海岸線が眼下に広がる展望台。海に沈む夕日がとても美しい知床八景のひとつ。
- 17:30
(17:30)夕陽台展望台オホーツク海とウトロ港を見渡すことのできる、プユニ岬と並ぶ夕日の名所。赤く染まる空と海がすばらしい絶景スポット。
- 18:00
(18:00)ウトロ地区のホテル1日目の宿泊先は知床ウトロのホテル。人気の観光地なので、観光シーズンは予約でうまる可能性大。
keimeiウトロ地区にはホテルが数多くあります。私も何件か宿泊したので、滞在レポートを参考にしてくださいね!
2日目
- 9:00
(8:00)知床ウトロ地区朝食を食べてホテルを出発!
- ー
(8:30)知床観光船おーろら(※1日目未乗船の場合)カムイワッカの滝まで運航する観光船。運が良ければヒグマを海上から見ることができるかもしれません。
keimei観光船に乗るには予約が必要です!また、海が荒れると欠航になるので、ホームページで確認しておきましょう!(知床観光船おーろらHP)
- 9:15
(ー)フレペの滝知床の断崖からオホーツク海へと流れ落ちる、落差60メートルの滝。知床八景ののひとつに選ばれています。
keimei知床自然センターの裏手から、遊歩道を歩いて約20分で到着します。ちょっとした散策を楽しみましょう!(フレペの滝遊歩道散策コース)
- 10:30
(11:00)知床五湖(木道コース)知床連山のすそ野に点在する、手つかずの自然の中にたたずむ五つの湖。知床に来たらぜひとも訪れたい観光スポット。
keimei専用の木道が整備されており、知床の自然を容易に体感することができます。湖を近くで見るには、有料の林道コースを回る必要あり。(知床五湖HP)
- 12:00
(12:30)知床峠目の前に羅臼岳、海の向こうには遠く北方領土が望める標高738メートルの峠。
- 13:00道の駅知床らうす or 純の番屋 or 濱田商店(昼食)
旬の魚であるトキシラズ(6月~7月)、ボタンエビ(7月~8月)、カラフトマス(8月)がおすすめ!
- 15:00
半島の先へ延びる道路の周りを黄色に染める「エゾカンゾウ」の群生や、立ったまま枯れた木が並ぶ「トドワラ」「ナラワラ」が絶景。
keimeiトドワラは「この世の果て」とも表現され、朽ち果てていく木々が多く点在する景色です!
keimei6月ならクロユリ、7月ならエゾカンゾウやセンダイハギの群生を見ることができるかも。
- 17:00中標津町内のホテル
町内には街中にもかかわらず温泉ホテルが多くあり、商業施設も充実。
3日目
- 9:00中標津町内のホテル
朝食を食べてホテルを出発!
- 10:00裏摩周展望台
第一展望台の反対側から摩周湖を見下ろすことができる展望台。第一展望台よりも標高が低く、湖面が近く見えるのが特徴。
keimei売店などはありませんが、観光客が少なくゆっくりと摩周湖を見ることができます。駐車場が無料なのもありがたい♪
- 10:30神の子池
摩周湖と地下水でつながっていると言われる神秘的な池。池の水の透明度が高く、底が青く見えることからパワースポットとしても認知されています。
keimei池の中を赤い斑点が特徴のオショロコマが泳いでいます。寒冷地を好む魚で、日本では北海道にだけ分布する魚です。
- 11:30さくらの滝
6月中旬から8月中旬にかけて、サクラマスの遡上を間近で見ることができる滝。近年は観光スポットとしてメジャーになったこともあり、駐車場や撮影場所が整備されています。
keimei最盛期の8月の朝夕は、間髪入れずに次々とサクラマスがジャンプ!ただ滝を登れるサクラマスはほんのわずかだとか…
- 13:00女満別空港
2泊3日の楽しい旅が終了!
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